Instagramで地図に写真を載せるフォトマップの使い方

Instagramで地図に写真を載せるフォトマップの使い方

Instagramに投稿した写真や動画をフォトマップ(地図)で振り返ってみませんか?今回は写真を投稿する時に、場所の情報を付ける方法を紹介します!

フォトマップに関するQ&A

この章では、Instagramのフォトマップについて、疑問に思いそうなことをまとめています。

フォトマップ(地図)って何?

地図で投稿を振り返る
地図で投稿を振り返る

フォトマップとは、地図に写真(動画)を配置できる機能のことです。Instagramでは、写真や動画を投稿する時に、「どこで撮影したものか?」という場所の情報を付けることができます。場所の情報を付ければ、図のように、地図と一緒に振り返ることができます。投稿するごとに、地図上に写真が増えていくのは楽しいですよね!

フォトマップってどうやって見るの?

ピンのアイコンをタップする
ピンのアイコンをタップする

プロフィール画面にあるピンマークをタップすると、見ることができます。

他人のフォトマップを見ることってできる?

自分のと同じく、他人のフォトマップも、その人のプロフィール画面のピンマークをタップすれば見ることができます。ただし、その人が非公開設定にしていて自分がフォロワーになっていなかったり、その人にブロックされている場合は、見ることができません。

フォトマップを他人に見られないようにできる?

自分のフォトマップを他人に見られたくない場合は、次の、2通りの方法で防ぐことができます。

プロフィールを非公開にする

フォトマップの画面に移動できない
フォトマップの画面に移動できない

プロフィールを非公開にしていると、あなたのフォロワー以外は、あなたのフォトマップの画面に移動することができません。

特定の相手をブロックをする

フォトマップを読み込まなくなる
フォトマップを読み込まなくなる

特定のユーザーにだけ見られたくない場合は、そのユーザーをブロックして下さい。そのユーザーがフォトマップ画面に移動しても、サンプル図のように「フォトマップ情報を読み込めませんでした」というメッセージが出て、見ることができなくなります。

「候補場所」ってどうやって選ばれるの?

候補場所の選択画面
候補場所の選択画面

フォトマップは、いくつか表示された候補場所の中から、1つの場所を選択するシステムになっています。では、その候補場所はどのようにして選ばれているのでしょうか。写真を撮影した場所の周辺?、それとも投稿する時にいる場所の周辺?…答えは「二段構え」です。

基本的に、Instagramは、写真に含まれている撮影場所のデータ(Exif)を読み込み、その周辺の場所を候補地として表示します。しかし、例えばあなたがGPSをオフにして撮影した場合、写真には撮影場所のデータが含まれていません。その場合、Instagramはあなたが投稿する時にいる位置情報を読み取り、その周辺の場所を候補地として表示するというわけです。ちなみに、候補場所は、Foursquareというサイトのデータが使用されています。

位置情報がないとフォトマップを設定できない
位置情報がないとフォトマップを設定できない

撮影する時、投稿する時、そのどちらでもGPSをオフにしていると、フォトマップに写真を配置することができません。配置しようとすると、エラーが表示されてしまいます。オリジナル場所の作成もできません。

フォトマップって危険なの?

「Instagramに投稿した写真から自宅がバレないだろうか…?」という心配が、利用者にはあると思います。結論から言うと、写真に付いた位置情報(Exifデータ)から自宅がバレることは絶対にありません。が、「フォトマップを知らない内に設定してしまうこと」で自宅がバレる危険が大いにあります。

詳しい仕組みについては下記の記事で解説しています。長いのでしんどいと思いますが、読むことで、「Instagramで自宅がバレる仕組み、原因」がはっきりと理解でき、今後、安心してInstagramを利用できるようになるはずです。よろしければ一度、目を通して下さい。すべきことは、「手順の記憶」ではなく「仕組みの理解」です。

また、「地図に写真を増やしたいから」と、無闇に場所情報を追加するのは考えものです。何故なら、設定した場所情報は、自分以外にも不特定多数のユーザーに公開される情報だからです。投稿に「自宅」の場所名なんて付けた時にはもちろん、「近所の公園」とか「近所の焼き肉屋」なんて名前を作成して付けると、生活地域(住んでいる場所)がネット中にバレてしまう可能性があるので、くれぐれも注意して下さいね。

フォトマップに追加する方法

場所の情報は、投稿する時、または後から編集した時に付けることができます。この章では、その方法を紹介します。iPhone版とAndroid版では操作方法が同じです。

「フォトマップに追加」の右側のボタンをスライドする
「フォトマップに追加」の右側のボタンをスライドする

写真、動画を投稿する画面から、説明を始めます。投稿のコメントなどを設定する画面に、「フォトマップに追加」という項目があるので、このテキストの右側にあるボタンを右にスライド(画面上に指を滑らす)して下さい。

「この場所に名前を付ける」をタップする
「この場所に名前を付ける」をタップする

するとすぐ下に「この場所に名前を付ける」という項目が出現するので、タップ(クリック、タッチ)して下さい。

場所名をタップする
場所名をタップする

その投稿の候補地の一覧がこのように表示されます。その中から、この投稿に合う場所名を選んでタップして下さい。

投稿に場所名が設定される
投稿に場所名が設定される

先ほどの画面に戻ります。「この場所に名前を付ける」と表示されていた場所に、今度は選択した場所名(サンプルでは「太地くじら浜公園」)が表示されていれば成功です。そのまま写真(動画)を投稿して下さい。

場所名をタップする
場所名をタップする

投稿した写真を見ると、自分のユーザー名の下部分に、場所名が表示されているはずです。この場所名をタップしてみて下さい。

同じ場所で撮影された投稿一覧
同じ場所で撮影された投稿一覧

すると全世界のInstagramの投稿の中から、同じ場所で撮影された投稿一覧が表示されます。ここにあなたの写真(動画)も加わっていますね。

オリジナルの場所を作る方法

付けたい場所名が候補一覧にない場合は、自分でオリジナルの場所名を作成し、投稿に付けることができます。この章ではその方法を紹介します。なお、iPhone、Androidともに操作方法は同じです。

検索フォームをタップする
検索フォームをタップする

候補の選択画面から説明していきましょう。表示された候補一覧に、希望の場所名がない場合は、画面上部にある検索フォームをタップして下さい。

文字の入力モードに変わる
文字の入力モードに変わる

すると、文字を入力できる状態になります。サンプルとして「さるびあ号」という場所名を入力してみましょう。

「
「"場所名"を作成」をタップする

このように希望の場所名を入力すると、2つのメニューが出てきます。ここで、「"..."を作成(場所をカスタマイズ)」という項目をタップして下さい。

投稿に場所名が設定される
投稿に場所名が設定される

画面が切り替わり、「フォトマップに追加」の下に入力した場所名が設定されているのを確認できると思います。確認したら、このまま投稿して下さい。

場所名をタップする
場所名をタップする

投稿した写真を見てみましょう。ユーザーネームの下に場所名が表示されていますね。ここで思い出して下さい。候補地から選んで場所名を設定した時はここが青かったんですが、今回はグレーですよね。場所名をタップしてみましょう。

投稿に場所名が設定される
投稿に場所名が設定される

すると、このようにシンプルな地図だけが表示され、他のユーザーが同じ場所で撮影した投稿は表示されません。何故ならというと、あなたがオリジナルで設定した場所だからです。青とグレーの違いは「候補地から選んだ場合」と「新しく撮影した場合」の違いです。この点を理解しておきましょう。

フォトマップの場所を変更する方法

2014年末頃のアップデートで、写真(動画)に設定した場所を、後から、いつでも変更することができるようになりました。この章ではその、場所の編集方法を説明しています。iPhone版、Android版ともに、操作方法は同じです。

「...」をタップする
「...」をタップする

変更したい写真、または動画の右下にある「...」というマークをタップして下さい。Android版は、点線が縦になっています。

「編集」をタップする
「編集」をタップする

下からメニューが出てきます。この中の「編集」をタップして下さい。ここで「削除」をタップすると、この写真(動画)自体が消えてしまうので、ご注意下さいね。

場所名をタップする
場所名をタップする

「基本データを編集」の画面に移動します。画面左上にある、現在、この写真(動画)に設定してある場所名をタップして下さい。場所名が設定されていない場合は「位置情報を追加」と表示されています。

「位置情報を変更」をタップする
「位置情報を変更」をタップする

下からメニューが出てきます。「位置情報を変更」をタップして下さい。

新しい場所名を選択する
新しい場所名を選択する

投稿した時と同じ方法で、新しく設定したい場所名を選んで下さい。

「完了」をタップする
「完了」をタップする

場所名を選択すると、「基本データを編集」の画面に戻ります。よろしければ、画面右上にある「完了」をタップして下さい。これで、場所を変更することができました。お疲れ様でした。

フォトマップから削除する方法(個別)

この章では、フォトマップから投稿を個別に削除する方法を説明します。フォトマップから削除しても、その写真(動画)自体は削除されないのでご安心下さい。iPhone版とAndroid版で操作方法は同じです。

「編集」をタップする
「編集」をタップする

フォトマップの画面から説明を始めます。まず、削除したい投稿を画面に表示させてから、画面右上にある「編集」をタップして下さい。Androidの場合は「編集」ではなく、縦に3本の点が並んだアイコンです。

削除したい投稿をタップする
削除したい投稿をタップする

すると、写真の右上に数字が表示されるので、そのまま写真を1回タップして下さい。

「完了」をタップする
「完了」をタップする

写真の右上にある数字が1から0になります。そうしたら、画面右上にある「完了」をタップします。Androidの場合は「完了」ではなく、チェックマークです。

「承認」をタップする
「承認」をタップする

「位置情報タグ1件を削除しますか?」という確認メッセージが表示されます。よければ「承認」をタップして下さい。これで、その投稿がフォトマップから削除されます。

フォトマップから削除する方法(一括)

この章では、個別に削除するのが手間な場合に、まとめて一括で削除する方法を説明しています。iPhoneとAndroidで、操作方法は同じです。

「編集」をタップする
「編集」をタップする

フォトマップの画面で、削除したい複数の投稿を表示させた状態で、画面右上の「編集」をタップして下さい。Androidの場合は「編集」ではなく、縦に3本の点が並んだアイコンです。

削除したい投稿のグループをタップする
削除したい投稿のグループをタップする

写真の右上に、その位置にあるだけの投稿数が表示されます。削除したい投稿があるグループをタップします。

もう一度「編集」をタップする
もう一度「編集」をタップする

すると、そのグループの下に吹き出しでメニューが表示されます。その中から「編集」をタップして下さい。

削除したい投稿の写真を白くする
削除したい投稿の写真を白くする

その位置にある投稿の一覧が表示されます。写真をタップすると、その写真を白い状態にでき、もう一度タップすると戻すことができます。削除したい投稿の写真だけを白い状態にして下さい。

「完了」をタップする
「完了」をタップする

準備ができたら、画面右上にある「完了」をタップします。Androidの場合は「完了」ではなく、チェックマークです。

「承認」をタップする
「承認」をタップする

「位置情報タグ...件を削除しますか?」と確認メッセージが出るので、よければ「承認」をタップして下さい。これで、選んだ分だけ投稿がフォトマップから削除されます。