lang - 言語を指定する

langは、コンテンツの言語を表す属性です。値には、[BCP 47]という仕様書に従った言語コード(言語タグ)を指定して下さい。

説明

親要素のlang属性は子要素に継承されます。HTML5では、最上位(一番の親)のhtml要素にlang属性を指定することが推奨されています。そうすれば、ドキュメント全体の言語を指定することができます。下記は、ドキュメント全体が日本語(ja)であることを指定した例です。

HTML

<!DOCTYPE html>
	<html lang="ja">
	...

html要素に指定したlang属性が、そのドキュメントの主言語です。コンテンツ内で主言語とは違う言語を用いる場合には、lang属性を指定しましょう。下記は、主言語が日本語のドキュメント内で、英語を用いる例です。en-USは、米国英語を表す言語コードです。ブラウザは、このp要素だけが英語で書かれていると解釈します。

HTML

<p>私はペンだを英語で言うと、次のようになります。</p>
<p lang="en-US">I am a pen.</p>

私はペンだを英語で言うと、次のようになります。

I am a pen.

言語コードの例

BCP 47という仕様書で定義されている主要な言語コードの一覧です。

言語コード言語名
ja日本語
en英語
en-US米国英語
en-GBイギリス英語
frフランス語
deドイツ語
itイタリア語
esスペイン語

参考情報

lang属性に関する情報は、下記ページで確認できます。

  • W3C … W3Cによる勧告案。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。
  • BCP 47 … 属性値に指定できる言語コード(言語タグ)の仕様書。