システム関係
API回数制限
API回数制限とは、例えば、新着ツイートを表示する、フォロワーの一覧を表示する、などといった各操作に、回数の制限が決められていることをいう。APIはプログラミング用語なので、聞き慣れない人も多いと思うが、スイッチを想像すると分かりやすい。新着ツイートを表示するには、新着ツイートを表示するためのAPIにリクエストを送る、フォロワーの一覧を表示するには、フォロワーの一覧を表示するためのAPIにリクエストを送る、といった具合にTwitterは内部で動作していて、この各APIにリクエストを送る回数に制限が設けられているというわけだ。この回数制限は、元々はサードパーティ(Twitterの連携アプリを制作する外部の開発者)向けに、設けられているシステムだが、2015年11月、Twitter社が提供する公式アプリでも、この制限が課されたことで、話題になった。なお、回数は15分ごとにリセットされるので、制限にかかったという場合でも深刻になる必要はない。
スクリーンネーム
ユーザーが1つだけ持つ、@付きの英数字(@syncerJP
など)のことです。異なるユーザー間で重複させることはできませんが、ユーザーはこのIDを自由に変更することができます。ユーザーID、IDなどと表現されることが多く、その理解でも大抵の場合、問題はありません。
フォローバック
「フォロバ」と略すこともある。フォローされた時に、逆にフォローをし返す(バックする)、いわゆる「相互フォロー」のこと、もしくはその行為を指します。世の中には、フォロワーの「数」を増やしたいという奇妙な願望を持った人が存在していて、「私をフォローしてくれれば、フォローバックしますよ」とプロフィールなどで宣言しておくと、フォロワーの数を増やしたいがためにフォローしてくれる人が一定数いるようです。フォロワーの「数」を増やすために、お互いに興味のないユーザー同士がフォローし合う。奇妙な文化と言ってもいいでしょう。
ユーザーID
IDというと、@syncerJP
のような、@付きの英数字を思い浮かべることだと思います。多くの人はそれで理解していて、問題はありません。が、厳密には、@付きの英数字は「スクリーンネーム(screen name)」という外向けのIDです。それに対して、「ユーザーID」は一意(異なるユーザー間で重複不可)で、さらに変更することもできない数字です。内部で管理されているデータのため、通常、ユーザーは知ることがなく、また、知っていなくても問題ありませんが、Twitterを利用してプログラミングする開発者は、このユーザーIDを知っておく必要があります。ちなみに、恐らくですが、このユーザーIDの数値は、登録した順番とイコールでしょう。