Instagramのダイレクトメッセージの使い方

Instagramのダイレクトメッセージの使い方

この記事では、Instagramのダイレクトメッセージの使い方を説明しています。

ダイレクトメッセージに関するQ&A

この章では、ダイレクトメッセージについて疑問に思いそうなことをQ&A形式でまとめています。

ダイレクトメッセージとは何か?

「ダイレクトメッセージ」は、特定のユーザーの間だけで、写真(動画)やコメントを送り合う機能です。この機能を使って送り合った内容は、メッセージを共有するユーザーたち以外は見ることができません。「フォロワー全員より、もっと範囲を狭めて、信頼できる人にだけ写真(動画)やメッセージを見せたい…」って思った時はありませんか?Instagramでは、そういうことができちゃいます。

誰にでも送ることができるの?

はい。ダイレクトメッセージは"誰にでも"送ることが可能です。自分をフォローしていない他人でも、その他人が「非公開モード」にしていたとしても、送ることができます。

知らない人から届くのが嫌な場合は?

知らない人からダイレクトメッセージが届くのを防ぐことはできません。しかし、フォロワー以外からメッセージが届いた場合、あなたは、そのユーザーからメッセージを受け取るか、受け取らないかを選択することができます。「受け取らない」を選択した場合は、相手は自動的にあなたの「無視リスト」に加わります。その後、「無視状態」を解除しない限りは、以後、その相手からメッセージが届くことはありません。

既読機能ってあるの?

Instagramのダイレクトメッセージには、LINEで有名な「既読機能」が備わっています。送った人は、相手がメッセージを読んだか(開封したか)を確認することができます。逆に受け取った側は、開封したことが相手に分かってしまうので注意しましょう。

最近話題の「LINE疲れ」ならぬ「Instagram疲れ」にならないよう、「開封した、された」はあまり気にしないようにするのが一番です。

コメントだけ送れる?

送れません。ダイレクトメッセージには、必ず、写真か動画を付けなければいけません。

ブロックした相手から届く?

ブロックされると宛先に指定できなくなる
ブロックされると宛先に指定できなくなる

基本的に届きません。あなたがブロックしたユーザーは、ダイレクトメッセージの宛先を設定する時に、あなたのユーザー名を検索、指定することができなくなります。つまり、あなたにメッセージを送ることができません。

ただし、限られたケースで注意が必要です。過去に、このユーザーがあなたにダイレクトメッセージを送ったことがある場合、宛先の履歴が残っていて、あなたを宛先に選択できてしまう場合があります。その時は、ダイレクトメッセージをあなたに送ることが「可能」です。

それでも脅威に感じることはありません。ブロックしたユーザーからメッセージが届いたら、「受け取らない」という選択をして「無視リスト」に加えて、以降、メッセージが届くのを防ぎましょう。

ダイレクトメッセージの管理画面

ボックスアイコンをタップする
ボックスアイコンをタップする

ダイレクトメッセージを利用するには、管理画面に移動する必要があります。画面の下にある5つのアイコンの中から、一番左の家アイコンをタップして、ホームタイムラインの画面に移動して下さい。そこで、画面右上にあるボックスマークのアイコンをタップして下さい。

ダイレクトメッセージの管理画面
ダイレクトメッセージの管理画面

こちらがダイレクトメッセージの管理画面です。受け取ったり、送ったりしたダイレクトメッセージが貯まっていきます。この画面で、メッセージに返信したり、削除(非表示)したりすることができます。

ダイレクトメッセージを送信する手順

早速ですが、ダイレクトメッセージを送信する方法を紹介します。いきなりシステムを細かく説明しても、理解できないと思いますので、操作方法を見ながら、メッセージを送る流れをイメージしてみて下さいね。iPhone、Android、ともに操作方法は同じです。

写真の設定

「+」をタップする
「+」をタップする

前章を参考に「ダイレクトメッセージ」の管理画面に移動して下さい。ダイレクトメッセージを送るには、画面右上にある「+」をタップして下さい。

「次へ」をタップする
「次へ」をタップする

すると、投稿画面に移動するので、普段投稿するのと同じ要領で、送る写真、または動画を指定して下さい。準備が完了したら「次へ」をタップします。

モードの選択

「ダイレクト」をタップする
「ダイレクト」をタップする

「シェア」の画面に移動します。上部タブにあるメニューの中から「ダイレクト」を選択して下さい。Androidだと「DIRECT」という表記になっています。ちなみにここで「フォロワー」を選択した場合は、普通の投稿になっちゃいます。

メッセージの設定

コメントを入力する
コメントを入力する

ダイレクトメッセージの設定画面が表示されます。まずはメッセージとなるコメントを入力しましょう。図の「キャプションを書く」の部分をタップすると、コメントを入力することができます。

ユーザーの選択

「○」をタップする
「○」をタップする

コメントを入力したら、続いて、送り先のユーザーを設定しましょう。ここで選択したユーザーにのみ、メッセージが送信されます。ユーザーを追加するには、プロフィールアイコンの右側にある空洞の「○」をタップして下さい。

送り先のユーザーが追加される
送り先のユーザーが追加される

「○」にチェックマークが付いて、「宛先」の欄にそのユーザーが追加されます。

ユーザーの削除

「×」をタップすればユーザーを削除できる
「×」をタップすればユーザーを削除できる

このユーザーに送るのをキャンセルしたい場合は、ユーザーのアイコンを軽くタップしてみて下さい。すると黒い吹き出しが表示されるので、右脇にある「×」をタップすればユーザーを宛先欄から削除できます。

ユーザーの検索

「宛先欄」をタップする
「宛先欄」をタップする

アイコンが見当たらない場合は、宛先欄の、空いているところをどこでもいいのでタップして下さい。

キーワード検索をする
キーワード検索をする

このように、ユーザーをキーワード検索する画面に移動するので、キーワードを入力し、虫眼鏡ボタンで検索して下さい。

「○」をタップする
「○」をタップする

目的のユーザーが見つかったら、プロフィールアイコンの右側にある「○」をタップしましょう。

「OK」をタップする
「OK」をタップする

宛先欄に、そのユーザーが追加されます。ユーザーの検索が終わったら、「OK」をタップして下さい。

「〜に送信」をタップする
「〜に送信」をタップする

送り先のユーザーが決まったら、いよいよダイレクトメッセージを送信しましょう。画面の一番下にある「〜に送信」という部分をタップして下さい。これで送信が完了します。お疲れ様でした。

ダイレクトメッセージを開く

メッセージの一覧を確認する
メッセージの一覧を確認する

ダイレクトメッセージの管理画面に移動すると、このようにメッセージの一覧が表示されます。送ったメッセージも、受け取ったメッセージも、時間順に混ざって表示されています。左側にあるプロフィールアイコンは、送信者のものなので、自分のアイコンがあるのが送ったメッセージということになりますね。

開きたいメッセージをタップする
開きたいメッセージをタップする

個々のメッセージの詳細を確認するには、サンプル図の赤枠の中をどこでもいいのでタップして下さい。

メッセージの詳細画面
メッセージの詳細画面

メッセージの詳細画面に移動することができました。画面構成は通常の投稿とほぼ同じなので、操作に迷うことはないと思います。写真、動画のすぐ下にある「宛先欄」に、このダイレクトメッセージのメンバーになっているユーザーが表示されます。「宛先」の左側が送ったユーザー、右側が受け取ったユーザーとなります。

いいね!などを付けよう
いいね!などを付けよう

画面のフォームから「いいね!」やコメントを付けることができます。もちろん、ここで投稿したコメントがダイレクトメッセージを共有するユーザー以外に見られることはありません。メンバー同士で秘密のやりとりをしちゃいましょう。

送ったユーザーの操作

この章では、ダイレクトメッセージを送った側のユーザーの操作方法を紹介していきます。

相手が読んだか確認する

送った側のユーザーにとって、一番気になるのが「相手は自分のメッセージを読んでくれたのだろうか…」ですよね。ダイレクトメッセージでは、相手が開封(既読)したかを確認することが可能です。

宛先欄のアイコンで既読と未読を判断する
宛先欄のアイコンで既読と未読を判断する

確認方法は簡単です。メッセージを開き、「宛先欄」を見て下さい。アイコンにチェックマークが付いているユーザーは「開封したユーザー」で、チェックマークが付いてなく色が薄くなっているユーザーはまだ「開封していないユーザー」です。

メッセージを削除する

送信者は、メッセージを削除することができます。

削除したいメッセージのオプションをタップする
削除したいメッセージのオプションをタップする

それには、メッセージ画面にある設定アイコンをタップして下さい。iPhoneの場合は画面右下、Androidの場合は画面右上にあります。

「この投稿を削除」をタップする
「この投稿を削除」をタップする

メニューが出るので、「この投稿を削除」をタップすれば、削除が実行されます。

削除するとどうなる?

削除を実行すると、共有する全ユーザーの画面から、ダイレクトメッセージが消えてなくなります。「メッセージを送ったんだけど、やっぱり見られたくないな…」という場合は、相手が開封する前に削除しておきましょう。

相手が既に開封した後に削除した場合は、「せっかくコメントとか付けたのに…」「あれ〜、消しちゃったの?自分から送っておいて…」などと苦情を受けるかもしれません。削除する時、いや、そもそもメッセージを送る時は、よく考えてから実行しましょう。

受け取ったユーザーの操作

この章ではダイレクトメッセージを送られた側のユーザーの操作方法を紹介していきます。

メッセージを開封する時は注意!

ダイレクトメッセージを受け取ったら、どんな内容なのか、つい開きたくなりますよね。でも少しだけ待って下さい。メッセージを開くと、送った人にそれが分かってしまいます。いわゆるLINEの既読機能ですね。詳しくは前章の「相手がメッセージを開封(既読)したか確認する」を見て下さい。

メッセージを見ると、相手にそれが分かってしまう
メッセージを見ると、相手にそれが分かってしまう

近頃では「あの人はメッセージを既読にしたのに何の返信もしてくれない…ストレスが貯まる…」などと開封した人に恨みを持つ人間がいます。「開封したことが相手に伝わる」ということを理解した上で、メッセージを開くようにして下さい。

未開封のメッセージ
未開封のメッセージ

自分がまだ開いてないメッセージは、一覧画面では、このように写真(動画)が表示されず、背景色が濃くなっているので分かります。

知らない人からメッセージが届いたら…

ダイレクトメッセージは、他人や非公開アカウントにも送ることができます。自分がフォローしていないユーザーからメッセージが送られてきたら、そのユーザーからのダイレクトメッセージを受け取るか受け取らないかを、選択することができます。

「承認待ちリクエスト...件」をタップする
「承認待ちリクエスト...件」をタップする

フォローしていない人からダイレクトメッセージが届いた場合、管理画面の下に、「承認待ちリクエスト...件」という項目が追加されています。これをタップして下さい。

「承認待ち状態」の送信者
「承認待ち状態」の送信者

すると、ダイレクトリクエストという画面に移動します。ここには承認待ち状態の送信者一覧が表示されます。アイコンの右側にあるチェックマーク(緑色)とバツマーク(赤色)で、承認か拒否かを選択することができます。

承認か拒否の選択は慎重に!!

「受け取る(承認)」を選択した場合、今後、そのユーザーからのダイレクトメッセージが、自分がフォローしているユーザーと同様、無条件で届くようになります。「受け取らない(拒否)」を選択した場合、今後、そのユーザーからのダイレクトメッセージは届かなくなります。

メッセージが届くごとに選択するのではなく、最初に選択した内容が将来に渡って影響することになる、すなわち、そのユーザーからのダイレクトメッセージは二度と届かないので、選択は慎重に行なって下さい。

受け取りを承認する

「承認待ち状態」の送信者
「承認待ち状態」の送信者

メッセージの受け取りを承認するには、緑色のチェックマークをタップして下さい。

受け取りを拒否する

「承認待ち状態」の送信者
「承認待ち状態」の送信者

メッセージの受け取りを拒否する場合は、赤色のバツマークをタップします。

「無視する」をタップする
「無視する」をタップする

すると「このユーザーを無視状態にしてもいいですか?」という確認メッセージが表示されます。「今後、無視してもいい」という場合は、「無視する」をタップして下さい。

受け取りたくない場合の無視設定

この章では、ダイレクトメッセージを受け取りたくない相手を「無視状態」にして、それ以降の受け取りを自動的に拒否する設定方法を紹介します。

「無視」をするとどうなる?

「無視」とは、送る側のユーザーに知られることなく、ダイレクトメッセージの受信を拒否できる機能のことです。

あなたが無視すると、無視された相手は、それまでと変わらずいくらでもあなたにメッセージを送ることができますが、あなたの画面にはそのメッセージが届かず、また通知なども発生しないため、送られたこと自体を知らなくて済むようになります。

無視に設定していることが相手に知られない仕組みなので、負担を感じることなく利用することができます。ただし、相手は返信がないので「自分は無視リストに入ってるかも…」と推測するかもしれません。

嫌なユーザーを無視する方法

現在、あなたにメッセージを送ることができるユーザーを「無視状態」にする方法を紹介します。「今まではよかったんだけど、やっぱり今後は受け取りたくない」という場合に、ご利用下さい。

設定アイコンをタップする
設定アイコンをタップする

送られてきたメッセージを開き、設定アイコンをタップして下さい。iPhoneの場合は画面右下、Androidの場合は画面右上にあります。

「このユーザーからの投稿を無視」をタップする
「このユーザーからの投稿を無視」をタップする

下からメニューが出てくるので、「このユーザーからの投稿を無視」をタップすれば、この送信者を「無視状態」にすることができます。

「無視」を解除するには?

「無視状態をプロフィールから解除できる」というメッセージ
「無視状態をプロフィールから解除できる」というメッセージ

2015年5月現在、Instagramのシステム不備で、実は「無視状態」を解除する正式な方法がありません。無視する時、確認メッセージに「このアクションは...さんのプロフィールから取り消すことができます」とありますが、実際にそのようなメニューはどこにもないのです。

「無視状態」を解除する裏技は、「無視をしているユーザーを新しくフォローすること」です。既にフォローしている場合は、一度フォローを止めて、もう一度フォローして下さい。そうすれば、再び、そのユーザーからのダイレクトメッセージが届くようになります。

邪魔なメッセージを「非表示」にする

「ユーザーごと無視するのは影響が大きいからちょっと…」という場合は、個別のメッセージごとに「無視」することができます。この機能を「非表示」と言います。「非表示」にすると、あなたの画面からそのメッセージが消滅しますが、あなた以外の、メッセージを共有しているユーザーたちはそのことに気付きません。

「非表示」は復活させることができないのでご注意下さい。あなたが非表示にした後、他のユーザーがそのメッセージ内であなたにコメントを送ったとしても、あなたは見ることができません。というよりあなたの画面でのみメッセージが消滅しているので気付きません。必然的に無視している状態になります。

設定アイコンをタップする
設定アイコンをタップする

送られてきたメッセージを開き、設定アイコンをタップして下さい。iPhoneの場合は画面右下、Androidの場合は画面右上にあります。

「非表示にする」をタップする
「非表示にする」をタップする

出てきたメニューの中から「この投稿を非表示にする」をタップして下さい。

もう一度「非表示にする」をタップする
もう一度「非表示にする」をタップする

「投稿を非表示にする」という確認メッセージが表示されるので、よければ「非表示にする」をタップして下さい。これでこのダイレクトメッセージが、あなたの管理画面から消滅します。一度非表示にしたら元に戻すことができません。慎重に行なって下さい。