Element.scrollTop - 要素内の垂直方向のスクロール量を取得、変更する
投稿日: / 更新日:
JavaScriptの、ElementオブジェクトのscrollTop
は、要素内の垂直方向のスクロール量を取得、変更するプロパティです。
説明
scrollTopプロパティは、要素内における垂直方向のスクロール量を含みます。スクロールできない要素、またはiframeの場合、取得できる値は0
です。iframe内のスクロール量を得るにはwindow.pageY
を参照して下さい。
id="target"
青い枠線内に大きなコンテンツを内包しているとします。画像が青枠内の上端部分にピッタリとくっつく位置までスクロールした時のスクロール量が、scrollTopです。
// 要素を取得
var divElement = document.getElementById( "target" ) ;
// scrollTopを変更
divElement.scrollTop = 50 ;
scrollTopプロパティの値は変更可能です。値を指定すると、その値の分だけ要素内でスクロールした状態になります。
サンプルコード
<div id="target">SYNCER</div>
// div要素を取得
var divElement = document.getElementById( "target" ) ;
// scrollTopを取得
var scrollTop = divElement.scrollTop ;
// div要素を取得
var divElement = document.getElementById( "target" ) ;
// scrollTopを取得
divElement.scrollTop = 50 ;
デモ
Element.scrollTop
を取得して表示します。実行ボタンを押すと、scrollTopプロパティに50
をセットします。
構文
long scrollTop = Element.scrollTop
Element.scrollTop = long newscrollTop
返り値
項目 | 説明 |
---|---|
scrollTop | 要素内の垂直方向のスクロール量。スクロールバーがない場合、iframeの場合は0 。 |
指定する値
項目 | 説明 |
---|---|
newscrollTop | 新しく設定したい垂直方向のスクロール量。この値の分だけスクロールした状態になる。 |
関連項目
- Location - ブラウザロケーションのオブジェクト。
- Location.assign() - コンテンツをロードして表示する。
- Location.reload() - ドキュメントをリロードする。
- Location.replace() - 現在のURLを置換する。