spellcheck - スペルチェックをするか否かを指定する

spellcheckは、スペルチェックをするか否かを指定するための属性です。空の値かtrueを指定した場合は有効で、falseを指定した場合は無効になります。通常は、フォームのinput要素やtextarea要素などに指定します。スペルチェックが有効な入力要素内でスペルミスがあると、赤線が引かれたりします。Firefoxは、日本語のコンテンツ上では機能しません。

説明

下記はtextarea要素にspellcheck属性を指定した例です。フォーカスしてから、何か1文字だけ入力してみて下さい。スペルチェックが機能して、appple(appleのスペルミス)の部分に、赤の下線が付くはずです。

HTML

<p><textarea spellcheck="true">appple</textarea></p>
<p><textarea spellcheck="">appple</textarea></p>
<p><textarea spellcheck="false">appple</textarea></p>

Firefoxで有効にするには?

2015年12月現在、Firefoxは、日本語のコンテンツ上でspellcheck属性が機能しません。lang属性にen-USを指定した要素で、試してみて下さいね。

HTML

<div lang="en-US">
	<p><textarea spellcheck="true">appple</textarea></p>
	<p><textarea spellcheck="">appple</textarea></p>
	<p><textarea spellcheck="false">appple</textarea></p>
</div>

参考情報

lang属性に関する情報は、下記ページで確認できます。

  • W3C … W3Cによる勧告案。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。