Twitterのリツイートの使い方
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Twitterのリツイートの使い方を解説します。RTと略されることが多いですね。公式リツイートと非公式リツイートの違い、そしてQTとは何か、などの周辺の情報も併せてどうぞ。
リツイートに関するQ&A
リツイートって何?
リツイートとは、英語に直すとReTweet、再ツイートという意味です。お気に入りとも似た機能なんですが、自分が良いと思った他ユーザーのツイートを再投稿することができます。「みなさん、この人がこんなことを言ってますよ〜」と、自分のフォロワーにアピールする形ですね。リツイートをすると、図のように、自分とフォロワーのタイムラインに、対象ツイートが加わります。上部に「...さんがリツイートしました」と、あなたがリツイートしたことが分かるようになっています。
元のツイートが消えると連動して消える
リツイートは、元のツイートをしたユーザーがそのツイートを削除すると、連動して削除されます。
非公式リツイートとは?
前項で説明したのを、公式リツイートと呼ぶことがあります。わざわざ公式と付けるのは、「非公式リツイート」というリツイートの方法が存在するためです。非公式リツイートとは、公式の機能を使わないで再投稿する行為を言います。具体的には、他人のツイートのテキストをそのままコピーして、自分の投稿としてツイートすることです。形だけ見たら、いわゆる「パクツイ(ツイートのパクリ)」と変わりません。
非公式リツイートは盗作行為のことだと勘違いしがちですが、ほとんどの場合、そうではありません。非公式リツイートをする時は、サンプル図のように、先頭にリツイートだということを表すRTを付けたり、リツイートしたことが本人に伝わるようにメンション(@...を付ける)を飛ばすケースが多いです。
わざわざ非公式リツイートをする目的はいくつかあって、1つに「保存目的」というのが挙げられます。公式リツイートの場合は、元のツイートが削除されると、リツイートも連動して消えてしまいますが、非公式リツイートの場合は自分のものとして投稿するので削除されません。悪い例ですが、問題発言をしたユーザーのツイートなどを晒す目的で使用するケースを考えると分かりやすいですね。個人的には、非公式リツイートは、された側は気分が良くない行為だと思います。
QT(Quote Tweet)とは何か?
リツイートを示すRTに対して、QTという用語が存在します。これは私の知るところだと、ユーザーの間で生まれ、広がった用語です。Quote Tweet、和訳すると「引用ツイート」になります。誰かのツイートを取り上げ、自分の意見を表明したい時に利用する方法ですね。非公式リツイートのように、コピーして投稿します。その昔はQTというテキストを先頭に付けることで、引用ツイートであることを示すのが慣例でしたが、現在は、Twitterが公式に引用リツイートという機能を実装したため、QTと先頭に付けるのは、あまり見かけなくなりました。
公式な引用リツイートって何?
もはや混乱を極めそうですが、引用リツイートにも、「非公式」と「公式」の違いがあります。というのも、2015年頃まで、引用リツイートをする際は、対象のツイートのテキストをコピーして、「RT」という文字を付けて、そこに自分のコメントを追加して投稿していたのが「引用リツイート」とか「非公式リツイート」と呼ばれるものでした。前項でも触れていますね。これだと、引用リツイート(非公式リツイート)をした人が元の文を改変していたとしても分かりませんよね。
それに対して、図のように、新しく、他人のツイートを付けてツイートをすることができるようになったんです。これが、言わば、今までの「手動引用リツイート」に対して、「公式引用リツイート」ということです。機能が追加されていくと、機能や手法の呼び方もごちゃまぜになってきて大変ですよね。「手動引用リツイート」と「公式引用リツイート」の違いを理解しておきましょう。これからは、この公式引用リツイートが、主になってくるかもしれませんね。
間違えてリツイートしてしまったら削除できる?
一度したリツイートを削除(解除)することができます。すぐに解除すれば、本人に自分がリツイートしたことがバレないか、というと、それはありません。リツイートをすると同時に、そのユーザーが別途通知をしない設定にしていない限り、本人に通知がいく仕組みになっています。リツイートはちょっといいな、と思ったら気軽に行なうものなので、リツイートすることにも削除することにも、そんなに気を使う必要はありません。
自分のツイートをリツイートできる?
自分が過去に投稿したツイートをリツイートできるのか?残念ながら、そういった機能はありません。再度、内容を少しだけ変更してツイートし直しましょう。全く同じ内容のツイートはTwitterのシステム上、投稿することはできません。
リツイートされるのを防ぐことはできる?
ブロック機能を利用すれば、公式リツイートを防ぐことが可能です。あなたにブロックされた相手は、あなたのツイートを公式リツイートすることができません。しかしながら、あなたが非公開モードに設定していない限り、あなたのツイートをコピーして自分の発言としてつぶやく、いわゆる非公式リツイートをすることは可能です。
公式引用リツイートと手動引用リツイートの違い
手動の引用リツイートは、あくまでも、そのユーザーの普通のツイートです。形式的には「パクツイ(他人のツイートを勝手に自分のものとして投稿する)」と変わりません。それに対して、公式の引用リツイートは、リツイートとシステムが同じです。
例えば、引用リツイートをした場合は、相手に、あなたが引用リツイートをした旨が通知されます。さらに、リツイートと同様に、元のツイートが消えた場合、引用リツイートの中に含まれた、あなたのツイート部分は削除されます。引用リツイートに付けた、そのユーザーのコメントだけが残る形です。また、ツイートを非公開にしているユーザーのツイートは、公式に引用リツイートをすることができません。
リツイートをする手順
この章では、リツイートをする手順を紹介します。
iPhoneの場合
リツイートしたいツイートを確認して下さい。ツイート下部の、矢印アイコンをタップして下さい。
下からメニューが出てきます。その中から「リツイート」をタップして下さい。
矢印アイコンに色が付きます。これで、リツイートが完了しました。自分とフォロワーのタイムラインに、投稿が加わっています。
Androidの場合
リツイートしたいツイートを確認して下さい。ツイート下部の、矢印アイコンをタップして下さい。
真ん中にメニューが表示されます。その中から「リツイート」をタップして下さい。
矢印アイコンに色が付きます。これで、リツイートが完了しました。自分とフォロワーのタイムラインに、投稿が加わっています。
ウェブの場合
まず、リツイートしたいツイートを確認して下さい。
図の矢印アイコンにカーソルを合わせると、「リツイート」というメッセージが表示されます。クリックして下さい。
ウィンドウが表示されます。コメント入力フォームに1文字でも書き込めば、それは「引用リツイート」扱いになります。通常のリツイートをするには、そのまま「リツイート」をクリックして下さい。
これでリツイートが完了です。自分のタイムラインに、再投稿したツイートが加わっているはずです。
引用リツイートをする手順
この章では、引用リツイート(QT)をする方法を紹介します。2015年4月より、WEB版でも、引用リツイートを使えるようになりました。
iPhoneの場合
タイムライン上の、引用リツイートをしたいツイートの下部にある矢印アイコンをタップして下さい。
下からメニューが出てきます。その中から「引用ツイート」をタップして下さい。
投稿画面に移動します。あらかじめ、投稿者の@付きIDと元ツイートの内容が入力されているので、自分のコメントを追加し、投稿して下さい。
引用リツイートは、このように、自分のツイートとして投稿されます。これは見かけ上、非公式リツイートと同じです。
@...の部分を削除しても相手に通知がいくことになります。何故なら、引用リツイートはリプライ扱いになるからです。このように、元のツイートに紐づく形になります。
Androidの場合
タイムライン上の、引用リツイートをしたいツイートの下部にある矢印アイコンをタップして下さい。
真ん中にメニューが出てきます。その中から「引用」をタップして下さい。
投稿画面に移動します。あらかじめ、投稿者の@付きIDと元ツイートの内容が入力されているので、自分のコメントを追加し、投稿して下さい。
引用リツイートは、このように、自分のツイートとして投稿されます。これは見かけ上、非公式リツイートと同じです。引用リツイートは、元のツイートへのリプライ扱いになるので、ご注意下さい。
ウェブの場合
まず、引用リツイートをしたいツイートを確認して下さい。
図の矢印アイコンの部分にカーソルを合わせて下さい。「リツイート」というメッセージが表示されます。クリックして下さい。
ウィンドウが表示されます。このまま「リツイート」のボタンを押した場合は、公式リツイートになります。そうではなく、引用リツイートをしたい場合は、テキストフォームの部分をクリックして下さい。
引用リツイートに含めたいコメントを入力して、ツイートをして下さい。
このように、対象のツイートを含んだツイート(引用リツイート)を投稿することができました。
リツイートを削除する手順
一度リツイートしたのを取り消す方法を紹介します。なお、引用リツイートの場合は、「ツイートの削除」を行なって下さい。
iPhoneの場合
リツイートを解除したいツイートを確認して下さい。ツイート下部の、色の付いた矢印アイコンをタップして下さい。
下からメニューが出てきます。その中から「リツイートを取り消す」をタップして下さい。
矢印アイコンの色が消えます。これでリツイートが解除され、自分とフォロワーのタイムラインからリツイートが削除されます。
Androidの場合
リツイートを解除したいツイートを確認して下さい。ツイート下部の、色の付いた矢印アイコンをタップして下さい。
真ん中にメニューが表示されます。その中から「取消」をタップして下さい。
画面から、リツイートの投稿がなくなります。自分とフォロワーのタイムラインから、自分のリツイートが削除されました。
ウェブの場合
まずは、リツイートを削除したいツイートを確認して下さい。
矢印アイコンにカーソルを合わせると、「リツイートを取り消す」というメッセージが表示されます。そのままクリックして下さい。
矢印アイコンから色が消えます。これでリツイートが解除されました。自分とフォロワーのタイムラインから、リツイートが削除されます。
リツイートしたユーザーの確認
そのツイートを誰と誰がリツイートしたのかを確認することができます。これは、公式リツイートに限ります。
iPhoneの場合
リツイートしたユーザーの一覧を見たいツイートの、日付部分の周辺をタップして下さい。
個別のツイートページに移動します。左下にある「リツイート」という部分をタップして下さい。
そのツイートをリツイートしたユーザーの一覧が表示されます。
Androidの場合
リツイートしたユーザーの一覧を見たいツイートの、日付部分の周辺をタップして下さい。
個別のツイートページに移動します。左下にある「リツイート」という部分をタップして下さい。
そのツイートをリツイートしたユーザーの一覧が表示されます。
ウェブの場合
リツイートしたユーザーの一覧を見たいツイートの、日付部分をクリックして下さい。
個別のツイートページに移動します。左下の方にある「リツイート」と書かれた部分をクリックして下さい。
そのツイートをリツイートしたユーザーの一覧が表示されます。