Location.host - ホスト名とポートを取得、変更する
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JavaScriptの、Locationオブジェクトのhost
は、ホスト名とポート番号を参照するプロパティです。
説明
Locationオブジェクトのhostプロパティは、ホスト名とポート番号を含みます。純粋なホスト名だけを参照したい場合はhostnameプロパティを利用しましょう。
https://syncer.jp:443/index.html#section-1
大抵のウェブサイトでは、サーバーの設定によってhttp(80
)、https(443
)などのポート番号は表示されません。この場合、ポート番号の部分(:443
)は空の文字列になります。
// ホスト名、ポート番号を変更
window.location.host = "syncer-editor.com:1234" ;
https://syncer-editor.com:1234/index.html#section-1
新しく値を指定すれば、現在のホスト名とポート番号を変更できます。これに伴ってページも移動します。パス(/index.html
)やフラグメント識別子(#section-1
)など、他の部分は一切変わらないので注意が必要です。
サンプルコード
https://syncer.jp:443/index.html#section-1
// ホスト名、ポート番号を取得 ( → "syncer.jp:443" )
var host = window.location.host ;
// ホスト名、ポート番号を変更 ( → https://syncer-editor.com:1234/index.html#section-1 )
window.location.host = "syncer-editor.com:1234" ;
デモ
下記はsyncer-editor.com
上のページです。window.location.host
を取得して表示します。なお、ポート番号は表示しない設定になっているので、ホスト名だけとなります。変更は、syncer-editor.com:443
からsyncer.jp:80
に変更します。syncer.jp
ではポート番号80に対応してないので、エラー表示になるはずです。URLの変動を確認するには、お手数ですが、新しくウィンドウを開いて下さい。
構文
string host = Location.host
Location.host = string newHost
返り値
項目 | 説明 |
---|---|
host | 現在のURLのホスト名とポート番号。サーバーの設定でポート番号が非表示の場合、該当部分は空の文字列。 |
指定する値
項目 | 説明 |
---|---|
newHost | 新しく設定したいホスト名とポート番号。ホスト名とポート番号はコロン(: )で区切る。 |
関連項目
- Location - ブラウザロケーションのオブジェクト。
- Location.hash - フラグメント識別子(#〜)を取得、変更する。
- Location.host - ホスト名とポートを取得、変更する。
- Location.hostname - ホスト名を取得、変更する。
- Location.href - 完全なURLを取得、変更する。
- Location.pathname - パスを取得、変更する。
- Location.port - ポート番号を取得、変更する。
- Location.protocol - プロトコルを取得、変更する。
- Location.search - クエリを取得、変更する。
外部リンク
- HTML Living Standard - WHATWGによる仕様書。