Canvas.getContext() - キャンパスに描画するコンテキストを取得

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JavaScriptの、CanvasオブジェクトのgetContext()は、キャンパスに描画するためのコンテキスト(CanvasRenderingContext2Dオブジェクトなど)を取得するメソッドです。引数にコンテキストの種類を指定します。二次元グラフィックを描画するための2d、三次元グラフィックスを描画するためのwebglが主な引数です。

サンプルコード

<canvas id="target"></canvas>
// キャンパス要素を取得
var canvas = document.getElementById( "target" ) ;

// 二次元グラフィックスのコンテキストを取得
var context = canvas.getContext( "2d" ) ;

デモ

グレーの部分がキャンパスの描画範囲です。canvas要素の二次元コンテキストを取得します。ここまでだと見た目上、何も分からないのでおまけで取得したコンテキストを使ってキャンパスを茶色に塗りつぶします。

構文

context = canvas.getContext( contextId )

引数

項目説明
contextId取得するコンテキストの種類を示す文字列を指定する。2016年3月現在、二次元なら2d、三次元ならwebglを指定する。

戻り値

項目説明
contextコンテキストオブジェクトが戻り値となる。例えば、2dを指定した場合はCanvasRenderingContext2Dオブジェクト、webglを指定した場合はWebGLRenderingContextオブジェクトが返る。

ノート

サポート状況
2016年3月現在、2dは全てのブラウザがサポートしている。3dはデスクトップのChromeとSafari以外は、モバイルのSafari以外は部分的サポートとなっている。Ie8以下はcanvas自体に対応していない。
Contextとは?
コンテキストというのは、そのキャンパスに描画をするためのインスタンスだと理解しておけば不具合はないと思う。このコンテキストのプロパティやメソッドを操作することで描画をすることになる。