<s> - もはや正確じゃない、関連のない内容

sでマークアップした部分には「打ち消し線」が入ります。ですが、「削除、取り消しする」という意味ではないことに気を付けて下さい。このタグのsstruck textから来るもので、「もはや正確ではない、関連性のない内容」という意味を持ちます。具体的には、例えば、バーゲンセール中に、割引価格と定価を表示する時の、定価部分をマークアップする時に用います。

説明

下記は、バーゲンセール中の、割引価格と定価をマークアップする例です。現在は不正確で関連のない定価部分を、sタグを使って意味付けしています。この打ち消し線には、「間違っていた情報を削除した」という意味は含まれていません。

HTML

<p>現在、このウェブサイトがバーゲンセール中です!!</p>
<p>100円 / <s>定価800円</s></p>

現在、このウェブサイトがバーゲンセール中です!!

100円 / 定価800円

削除、取り消しには[del]を使う

「削除、取り消し」という意味合いの場合は、sタグではなく、delタグを用いるのが適切でしょう。delは「ドキュメントから削除された内容」を示すタグです。例えば、表示価格が間違っていた場合「誤表記価格」をマークアップする時には次の通りです。

HTML

<p>申し訳ありません。昨日まで表示していた価格は誤表記でしたので訂正します…。</p>
<p>10,000円 / <del>誤表示価格100円</del></p>

申し訳ありません。昨日まで表示していた価格は誤表記でしたので訂正します…。

正しい価格10,000円 / 誤表記価格100円

概要

カテゴリー
Phrasing content (フレージング・コンテンツ)
コンテンツモデル
フレージングコンテンツ
利用できる場所
フレージングコンテンツが期待される場所で使用できます。
利用できる属性
グローバル属性
許可されている、全てのグローバル属性を指定できます。
タグの省略
sタグは、開始タグ、終了タグ、共に省略することはできません。
標準のスタイル
s {
	text-decoration: line-through ;
}

参考情報

s要素に関する情報は、下記サイトで確認できます。

  • W3C … W3CによるHTML5勧告。sの項目。
  • HTML language reference … W3Cによるsのリファレンス。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。s要素の仕様。