<ins> - 挿入された内容

insは、ドキュメント上に、後から挿入(追加)された内容をマークアップするためのタグです。insというタグ名はinsertedから来ています。マークアップされた部分には、下線が入ります。cite属性とdatetime属性を指定できます。

説明

cite
挿入した理由が分かるドキュメントのURLアドレス。指定をしてもリンクは貼られない。必須ではない。
datetime
挿入した日付と時刻。RFC 3339の規格に従って指定する。日付だけの場合は2015-12-07、時刻まで入れる場合は2015-12-07T15:42:07+09:00。必須ではない。

下記は2015年11月17日に公開したブログ記事に、後から、その後の顛末を挿入した例です。datetime属性を利用して挿入した日時を、そしてcite属性を使って挿入した理由を示すURLアドレスを指定しています。URLアドレスは、下記の例で言えば「広島城に行ったレポート記事」が適しているでしょう。datetimeとciteは無理に付ける必要はありません。

HTML

<p>今度、広島城に行ってみようと思います。<ins datetime="2015-12-02" cite="http://...">(※後日、行ってきました!)</ins></p>

今度、広島城に行ってみようと思います。(※後日、行ってきました!)

[del]との併用

insタグとdelタグは仕様が似ており、併せて利用する機会も多いです。例えば下記は、ドキュメントの間違った部分を訂正した例です。間違った部分をdelタグで削除し、直後にinsタグで訂正後のテキストを挿入しています。通常、下記の些細な例でわざわざマークアップする必要はないと思います。訂正箇所が、影響力のある、よほど重要なデータだったらマークアップしましょう。

HTML

<p>私が「嘘喰い」という漫画で一番好きなキャラクターは<del>百竜</del><ins>百龍<ins>である。</p>

私が「嘘喰い」という漫画で一番好きなキャラクターは百竜百龍である。

概要

カテゴリー
Transparent content (トランスペアレント・コンテンツ)
コンテンツモデル
フローコンテンツ
利用できる場所
内容がフレージングコンテンツのみの場合は、フレージングコンテンツが期待される場所で、それ以外の場合は、フローコンテンツが期待される場所。
利用できる属性
グローバル属性
許可されている、全てのグローバル属性を指定できます。
cite
挿入した理由が分かるドキュメントのURLアドレス。指定をしてもリンクは貼られない。必須ではない。
datetime
挿入した日付と時刻。RFC 3339の規格に従って指定する。日付だけの場合は2015-12-07、時刻まで入れる場合は2015-12-07T15:42:07+09:00。必須ではない。
タグの省略
insタグは、開始タグ、終了タグ、共に省略することはできません。
標準のスタイル
ins {
	text-decoration: underline ;
}

参考情報

ins要素に関する情報は、下記サイトで確認できます。

  • W3C … W3CによるHTML5勧告。insの項目。
  • HTML language reference … W3Cによるinsのリファレンス。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。ins要素の仕様。