<del> - 削除された内容

delは、ドキュメント上から削除された内容をマークアップするためのタグです。delというタグ名はdeleteから来ています。マークアップされた部分には、打ち消し線が入ります。cite属性とdatetime属性を指定できます。

説明

cite
削除された理由が分かるドキュメントのURLアドレス。指定をしてもリンクは貼られない。必須ではない。
datetime
削除された日付、時刻。RFC 3339の規格に従って指定する。日付だけの場合は2015-12-07、時刻まで入れる場合は2015-12-07T15:46:02+09:00。必須ではない。

ToDoリストを例にします。下記の5項目の中から、2項目が既に終わったことを示すマークアップが下記です。それぞれ、datetime属性を利用して、日時を示しています。また、「フッターを作る」という項目は、削除の理由を記したドキュメントのURLをcite属性で指定しています。

HTML

<p>私の今年のTo Doリストの状況は次の通りだ。</p>
<ul>
	<li>ウェブサイトのリニューアルをする。</li>
	<li>記事を300記事書く。</li>
	<li>新しいロゴを作る。</li>
	<li><del datetime="2015-11-30">Aboutページを作る。</del></li>
	<li><del datetime="2015-11-02" cite="http://...">フッターを作る。</del></li>
</ul>

私の今年のTo Doリストの状況は次の通りだ。

  • ウェブサイトのリニューアルをする。
  • 記事を300記事書く。
  • 新しいロゴを作る。
  • Aboutページを作る。
  • フッターを作る。

正確じゃない、関連のない情報の場合

delは「削除された内容」を示すタグであり、「正確じゃない、関連のない内容」を示すタグではありません。バーゲン中の割引価格と定価を表示する例が分かりやすいです。下記の場合、定価部分をdelでマークアップするのは間違いです。何故なら、この定価はバーゲンの期間だけ適用されないから打ち消し線が引かれているだけで、削除された情報ではないからです。

現在、このウェブサイトがバーゲンセール中です!!

100円 / 定価800円

こういった「正確じゃない、関連しない内容」をマークアップするには、delではなく、sタグを用いるのが適しています。

HTML

<p>現在、このウェブサイトがバーゲンセール中です!!</p>
<p>100円 / <s>定価800円</s></p>

概要

カテゴリー
Transparent content (トランスペアレント・コンテンツ)
コンテンツモデル
フローコンテンツ
利用できる場所
内容がフレージングコンテンツのみの場合は、フレージングコンテンツが期待される場所で、それ以外の場合は、フローコンテンツが期待される場所。
利用できる属性
グローバル属性
許可されている、全てのグローバル属性を指定できます。
cite
削除された理由が分かるドキュメントのURLアドレス。指定をしてもリンクは貼られない。必須ではない。
datetime
削除された日付、時刻。RFC 3339の規格に従って指定する。日付だけの場合は2015-12-07、時刻まで入れる場合は2015-12-07T15:46:02+09:00。必須ではない。
タグの省略
delタグは、開始タグ、終了タグ、共に省略することはできません。
標準のスタイル
del {
	text-decoration: line-through ;
}

参考情報

del要素に関する情報は、下記サイトで確認できます。

  • W3C … W3CによるHTML5勧告。delの項目。
  • HTML language reference … W3Cによるdelのリファレンス。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。del要素の仕様。