<b> - 太文字

bとは、「書籍などで太文字にするのが慣例」の部分をマークアップするタグです。太文字にすることで他のテキストと区別して、そのテキストを分かりやすくします。ただし、「強調する」「重要である」といった意味付けがない点にご注意下さい。「強調」はemタグ、「重要である」はstrongタグというように、他に適切なタグがある場合は使うべきではありません。bは、英語のboldから来ています。

説明

bタグは、他と区別して表示したいテキストに用います。下記は町名を、他の部分と区別して分かりやすいように表示しています。後述しますが、これが仮に「神谷町ではなく神保町」というような、意味的な強調を目的にする場合はemタグを使うのが適切です。

HTML

<p>昨日私が本を買うために立ち寄った<b>神保町</b>という街は雰囲気がよかった。</p>

昨日私が本を買うために立ち寄った神保町という街は雰囲気がよかった。

例えば、正式名称を説明する時に用いてみましょう。下記は、「DQ」という略語が、「Dragon Quest」から来ていることを説明しています。そしてDとQという文字が、略語の元であることを分かりやすく表示するために、bタグを用いています。

HTML

<p>DQ、DQというけど、正式名称は、<b>D</b>ragon <b>Q</b>uestっていうんだぜ。</p>

DQ、DQというけど、正式名称は、Dragon Questっていうんだぜ。

重要という意味はない

bタグには「重要」という意味はありません。テキストの中で重要性を強調したい場合は、strongタグを使いましょう。下記は、bタグを間違って使用した例です。この場合は、bタグではなく、strongタグを使うのが適切です。

HTML

<p>この記事が伝えたい、最も重要なのことは、「<b>ウェブサイトのアクセス数というのは、始めて1日、2日で上がってくるわけではない</b>」ということだ。長い目で待ちましょう。</p>

この記事が伝えたい、最も重要なのことは、「ウェブサイトのアクセス数というのは、始めて1日、2日で上がってくるわけではない」ということだ。長い目で待ちましょう。

強調という意味はない

bタグは見栄えを強調しますが、意味は強調しません。例えば、下記は「うどんよりそばを食べたい」という時に、「そば」を強調する例です。この場合は、bタグよりもemタグを用いるべきです。

HTML

<p>私はうどんではなく、あくまでも<em>そば</em>を食べたいのだ。</p>

私はうどんではなく、あくまでもそばを食べたいのだ。

例えば、「神谷町ではなく神保町」というような、強調の意図がある場合も、bタグではなく、emタグを用いるのが適切です。

HTML

<p>私が行った場所を、神谷町だと誤解している人がいるので、あえてもう1回書いておこう。</p>
<p>昨日私が本を買うために立ち寄った<em>神保町</em>という街は雰囲気がよかった。</p>

私が行った場所を、神谷町だと誤解している人がいるので、あえてもう1回書いておこう。

昨日私が本を買うために立ち寄った神保町という街は雰囲気がよかった。

概要

カテゴリー
Phrasing content (フレージング・コンテンツ)
コンテンツモデル
フレージングコンテンツ
利用できる場所
フレージングコンテンツが期待される場所で使用できます。
利用できる属性
グローバル属性
許可されている、全てのグローバル属性を指定できます。
タグの省略
bタグは、開始タグ、終了タグ、共に省略することはできません。
標準のスタイル
b {
	font-weight: bold ;
}

参考情報

b要素に関する情報は、下記サイトで確認できます。

  • W3C … W3CによるHTML5勧告。bの項目。
  • HTML language reference … W3Cによるbのリファレンス。
  • WHATWG … WHATWGによる仕様書、HTML Living Standard。b要素の仕様。