selection.text - 要素のテキストを取得、変更する

投稿日: / 更新日:

d3.jsのselection.text()は、要素内のテキストを取得、または変更するためのAPIです。JavaScriptのtextContentプロパティがベースとなっています。

サンプルコード

<p>SYNCER</p>
// p要素を取得
var selection = d3.select( "p" ) ;

// p要素のテキストを取得
var textContent = selection.text() ;

// p要素に新しいテキストを指定
selection.text( "value", "RECNYS" ) ;

デモ

構文

value || selection = selection.text( [ value || function ] )
引数
項目説明
value省略可。要素に新しくセットしたいテキストを指定する。省略して引数をなしにした場合は、現在のテキストを取得する。
function引数に指定する値を、関数にすることもできる。ここで指定した関数は、第1引数に要素に関連付けられたデータ、第2引数にインデックス番号をとる。また、thisで要素を参照できる。戻り値が値として設定される。
戻り値
項目説明
value引数を指定しなかった場合、対象要素内の一番最初のテキストノードの値が戻り値となる。
selection引数を指定してテキストを変更した場合は、d3.selectionオブジェクトが戻り値となる。

ノート

引数なしなら取得
引数を指定しない場合はテキストの取得。
引数ありなら変更
引数を指定した場合はテキストの変更。
最初のテキストノードが対象
<p>あ<span>い</span>う<span>え</span>お</p>というように、指定した要素(例の場合はp要素)の中にも要素が含まれている場合、最初のテキストノードが処理の対象となる。例の場合は、の部分だけが対象となる。
タグを含めたい場合は?
このメソッドは、テキストノードを取り扱うためタグは無効です。タグを含めたい場合はhtml()