selection.datum - 要素に関連付いたデータの取得、変更

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d3.jsのselection.datum()は、要素に関連付けられているデータを確認したり、要素に新たにデータを関連付けるためのメソッドです。

サンプルコード

<p>関連付けたい要素</p>
// p要素を選択
var selection = d3.select( "p" ) ;

// p要素にデータを関連付ける (引数あり)
selection.datum( "データがあるよ" ) ;

// 要素に関連付けられたデータを取得する (引数なし)
var data = selection.datum() ;

デモ

構文

data || selection = selection.datum([value])
引数
項目説明
value省略可。関連付けたいデータの値を指定する。文字列でもいいし、オブジェクト型でも配列でもかまわない。省略した場合は関連付けられているデータの取得となる。
戻り値
項目説明
data引数を指定しなかった場合、対象要素に関連付けられているデータが戻り値となる。データが存在しない場合はundefinedが戻り値となる。
selection引数を指定してデータを関連付けた場合、対象要素を含んだd3.selectionオブジェクトが戻り値となる。

ノート

引数なし
引数がない場合は、関連付けられたデータの取得。
引数あり
引数がある場合は、新しくデータを関連付ける。
データなしはundefined
データを関連付けてない要素に対して、引数なしのdatum()を実行した場合、undefinedが戻り値となる。