d3.hcl - HCL値を操作するコンストラクタを作成する
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d3.jsのd3.hcl()
は、HCL値を操作するためのインスタンスを作成するコンストラクタです。ここで作成したインスタンスを使って、用意された他の様々なメソッドを通してHCL値を加工できます。3つの引数でHCL値を指定するか、または、文字列でRGB、HSL、Hex、カラーネームを指定します。HCL値で指定する場合、第1引数のHは0
〜360
、CとLはそれぞれ0
〜100
で指定します。ドキュメントによると0
〜1
と説明されているが、実際はパーセンテージを指定すると意図した通りの挙動となります(確認中…)。
サンプルコード
// HCL値のインスタンスを作成 (3つの引数を使ってHCL値を指定)
var hcl = d3.hcl( 54, 72, 54 ) ;
// 文字列でHCL値を指定
var hcl = d3.hcl( "rgb( 211, 96, 21 )" ) ;
// 文字列でHSL値を指定
var hcl = d3.hcl( "hsl( 24, 82%, 45% )" ) ;
// 文字列で16進数を指定
var hcl = d3.hcl( "#d36015" ) ;
// 文字列で16進数を指定 (短縮版)
var hcl = d3.hcl( "#f00" ) ;
// 文字列でカラーネームを指定 (CSSのカラーネーム)
var hcl = d3.hcl( "brown" ) ;
構文
instance = d3.hcl( h || string [, s [, l ] ] )
引数
項目 | 説明 |
---|---|
hsl | 3つの引数を利用して、HCLを指定しする。 |
string | 3つの引数ではなく、文字列で色を指定してもよい。その場合は、全てHCL値に変換されて管理される。RGB値(rgba(255,0,0) )、HSL値(hsl(120,50%,50%) )、Hex(#ff0000 、#f00 )、またはカラーネーム(red )で色を指定する。 |
戻り値
項目 | 説明 |
---|---|
instance | HCL値のインスタンスが戻り値となる。 |
ノート
- 少数?パーセンテージ?
- 公式サイトのドキュメントでは、CとL値を
0
〜1
で指定するように説明されているが、実際はパーセンテージに相当する0
〜100
で意図した通りの結果となる。HCL値というのを詳しく理解してないので確認中です。