border-image-repeat - 枠線画像の繰り返しを調整する

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スタイルシートのborder-image-repeatは、枠線画像がどのように繰り返し表示されるのかを指定するためのプロパティです。このプロパティを機能させるには、併せてborder-image-sliceプロパティの理解も必要でしょう。

サンプルコード

border-image-repeatを指定したサンプルコードです。枠線を指定するborder、枠線画像を指定するborder-image-source、また、border-image-sliceと併せて利用しましょう。特にborderは、先に指定しておく必要があります。

div {
	border: 40px solid #333 ;
	border-image-source: url( "/border.png" ) ;
	border-image-slice: 40px ;
	border-image-repeat: repeat ;
}

デモ

border-image-repeatプロパティにrepeatを指定して、繰り返し表示を有効にしたデモです。単純な繰り返し表示のため、一部のタイルがはみ出してしまっているのを確認できます。CSSを編集して、どのように変化があるのかを確認してみて下さいね。

値の指定

値の指定方法は主に下記の通りです。リンクをクリックすると、デモを確認できます。

項目説明
inherit親要素の値を引き継ぐ。例の場合、div要素のborder-image-repeatには、bodyに指定された値(repeat)が引き継がれる。
initialプロパティの初期値が適用される。この場合、stretch(引き伸ばして領域を埋める)が適用される。
stretch初期値。枠線画像は、表示領域(ボーダーイメージエリア)を埋めるように引き伸ばされる。アスペクト比は考慮されない。繰り返し表示にはならない。
repeat単純に繰り返し表示される。上、右、下、左のエリアは、画像がセンター寄せの形になっているので、端がはみ出してしまうことが多い。
round繰り返し表示されるが、表示領域の面積に合わせて画像の開始位置が自動調整される。repeatをより綺麗にしてくれる版。
space繰り返し表示がされる。表示領域の面積にタイルが整数で収まらない場合、余ったスペースはタイルが途切れて埋まる。…repeatと挙動が同じに思えます。

ブラウザのサポート

2016年7月現在の、ブラウザのサポート状況は次の通りです。

  • Chrome

    15+

    2011年10月

  • Firefox

    15+

    2012年8月

  • Safari

    6+

    2012年7月

  • Ie

    11+

    2013年10月

  • Edge

    12+

    2015年3月

  • Opera

    15+

    2013年7月

  • Safari(iOS)

    6+

    時期不明

  • Ie Mobile

    11+

    2014年7月

  • Chrome

    47+

    2015年12月

  • Android

    4.4+

    2014年6月

  • FF Mobile

    44+

    2016年1月

  • Opera Mobile

    33+

    2015年10月