backface-visibility - 要素の裏面を表示するか指定する

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スタイルシートのbackface-visibilityは、要素の裏面を見せるか否かを指定するためのプロパティです。

サンプルコード

backface-visibilityを指定したサンプルコードです。このプロパティは、transformを利用して、要素を裏返しにした時じゃないと意味がありません。

div {
	backface-visibility: hidden ;
}

デモ

分かりやすいように、常時、アニメーションで水平方向に回転させています。上の要素にだけ、backface-visibilityの値にhiddenを指定しました。通常は下の要素のように、一周する過程で反転した裏側を確認することができます。裏側の時は文字が反対になるので分かると思います。しかし、上の要素は裏面が非表示になっています。

値の指定

指定できる値の説明は下記の通りです。リンクをクリックするとデモを確認できます。

項目説明
inherit親要素の値を引き継ぐ。例の場合、div要素のbackface-visibilityには、bodyに指定された値(hidden)が引き継がれる。
initialプロパティの初期値が適用される。この場合、値はvisible(裏面を表示)となる。
visible初期値。裏面を表示する。
hidden裏面を非表示にする。

ブラウザのサポート

2016年7月現在の、ブラウザのサポート状況は次の通りです。全ての主要ブラウザで、ベンダープレフィクスなど気にすることなく利用できます。

  • Chrome

    -

    時期不明

  • Firefox

    -

    時期不明

  • Safari

    -

    時期不明

  • Ie

    -

    時期不明

  • Edge

    -

    時期不明

  • Opera

    -

    時期不明

  • Safari(iOS)

    -

    時期不明

  • Ie Mobile

    -

    時期不明

  • Chrome

    -

    時期不明

  • Android

    -

    時期不明

  • FF Mobile

    -

    時期不明

  • Opera Mobile

    -

    時期不明