rsort() - 配列を値で逆順にソートする
公開日:
rsort
は、指定した配列を値で逆順にソートする関数です。キーと値の関係は維持されません。
構文
bool rsort ( array &$array [, int $sort_flags = SORT_REGULAR ] )
パラメータ
&$array
対象の配列。
$sort_flags
初期値: SORT_REGULAR
ソートの方法。デフォルトでは型変換を行なわない通常の比較。
- SORT_REGULAR
- 型変更をしないで比較する。
- SORT_NUMERIC
- 数値に型変更をして比較する。
- SORT_STRING
- 文字列に型変更をして比較する。
- SORT_LOCALE_STRING
- ロケールに基づいた文字列に変更して比較する。
- SORT_NATURAL
- 文字列として自然順で比較する。例えば、
"test1"
、"test10"
、"test2"
ではなく、"test1"
、"test2"
、"test10"
のように、人間が馴染みやすくソートする。 - SORT_FLAG_CASE
- 文字列のソートで大文字、小文字を区別しない。
返り値
bool
ソートに成功した場合はtrue
、失敗した場合はfalse
を返す。
サンプルコード
値で逆順にソートする
配列を、値で逆順にソートします。
php
<?php
// 配列
$queue = [ "c", "d", "b", "a" ] ;
// 実行
$result = rsort( $queue ) ;
// 結果
var_dump( $result ) ; // 返り値
echo "\n" ;
print_r( $queue ) ; // 実行後の配列
結果 (出力内容) - PHP7.0.21
bool(true)
Array
(
[0] => d
[1] => c
[2] => b
[3] => a
)
キーと値の関係は維持されない
この関数は、キーと値の関係を維持しません。連想配列に対して実行した場合、既存のキーが失われてしまいます。
php
<?php
// 配列
$queue = [
"C" => "c" ,
"D" => "d" ,
"B" => "b" ,
"A" => "a" ,
] ;
// 実行
$result = rsort( $queue ) ;
// 結果
var_dump( $result ) ; // 返り値
echo "\n" ;
print_r( $queue ) ; // 実行後の配列
結果 (出力内容) - PHP7.0.21
bool(true)
Array
(
[0] => d
[1] => c
[2] => b
[3] => a
)
サンドボックス
ソースコードを編集してrsort()
の挙動を確認して下さい。
参考リンク
- PHP - 公式マニュアル。