parse_str() - クエリ文字列を変数に代入する
公開日:
parse_str
は、クエリ文字列を解析し、変数、または配列にそれらを代入する関数です。
構文
パラメータ
$str
対象の文字列。
&$arr
配列に加えたい場合は配列を指定する。
返り値
返り値はありません。
void
サンプルコード
クエリ文字列を変数に代入する
クエリ文字列を解析して、変数に代入します。例えば下記の場合、クエリ文字列のそれぞれのキー名、$aaa
、$bbb
、$ccc
という変数が作成され、そこに値が代入されます。
php
<?php
// クエリ文字列
$str = "aaa=AAA&bbb=BBB&ccc[]=X&ccc[]=Y" ;
// 実行
parse_str( $str ) ;
// 結果
var_dump( $aaa ) ;
var_dump( $bbb ) ;
var_dump( $ccc ) ;
結果 (出力内容) - PHP7.0.21
string(3) "AAA"
string(3) "BBB"
array(2) {
[0]=>
string(1) "X"
[1]=>
string(1) "Y"
}
クエリ文字列を配列に代入する
第2引数に配列を指定すると、変数ではなくその配列に代入されます。この場合は、クエリ文字列のそれぞれのキー名である"aaa"
、"bbb"
、"ccc"
という3つのキーが配列に追加されました。
php
<?php
// 配列
$queue = [] ;
// クエリ文字列
$str = "aaa=AAA&bbb=BBB&ccc[]=X&ccc[]=Y" ;
// 実行
parse_str( $str, $queue ) ;
// 結果
var_dump( $queue ) ;
結果 (出力内容) - PHP7.0.21
array(3) {
["aaa"]=>
string(3) "AAA"
["bbb"]=>
string(3) "BBB"
["ccc"]=>
array(2) {
[0]=>
string(1) "X"
[1]=>
string(1) "Y"
}
}
サンドボックス
ソースコードを編集してparse_str()
の挙動を確認して下さい。
参考リンク
- PHP - 公式マニュアル。