<strong要素> - 重要
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strong要素は、重要を表す要素です。他のコンテンツと比べて詳細、重大、深刻、緊急であることを表現できます。
概要
- 名前
- strong
- カテゴリー
- Flow content
- Phrasing content
- Palpable content
- 配置できる場所
- Phrasing contentが期待される場所。
- コンテンツモデル
- Phrasing content。
- タグの省略
- 開始タグも終了タグも省略できません。
- DOM Interface
- HTMLElement
- デフォルトのスタイル
strong { font-weight: bold; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/semantics.html#the-strong-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
説明
定型部分との区別
例えば、見出しの中で、定型部分と区別するために利用できます。
HTML
<!-- 「第4章 :」の部分は、見出しの内容ではない -->
<h2>第4章: <strong>ラーメンと財布の関係</strong></h2>
<p>…</p>
<!-- 「第5章 :」の部分は、見出しの内容ではない -->
<h2>第5章: <strong>ラーメンと体重の関係</strong></h2>
<p>…</p>
見出しに余計な一言を入れた場合にも、strong要素を使って重要部分を区別をすることができます。
HTML
<!-- 日記のメインは「今日食べたラーメン」 -->
<h1><strong>今日食べたラーメン</strong>、その他いろいろ</h1>
<p>…</p>
重要な通知
strong要素はドキュメントの中で緊急に知らせる必要がある部分や、警告をマークアップするのに利用できます。例えば、過去にレビューをしたけど現在は存在しない店舗、アプリケーションのセキュリティ情報のお知らせなどに有用です。
HTML
<h1>なんとかラーメン屋のレビュー</h1>
<p><strong>このラーメンは2017年1月に閉店しました。現在は行っても存在しないのでご注意下さい。</strong></p>
<p>この店のラーメンは何と言ってもスープが美味い。何故なら…</p>
リマインダーのサービスなどで、ユーザーが真っ先に読むべき部分をマークアップするのにも適しています。
HTML
<h1>Aさんのリマインダー</h1>
<ul>
<li><strong>B社への振り込み (12:00まで)</strong></li>
<li>シュレッダーの修理</li>
<li>会議で売り上げを報告</li>
<li>社内ブログの更新</li>
</ul>
サンプルコード
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>【デモ】<strong要素> - 重要</title>
<link rel="canonical" href="https://syncer.jp/Web/HTML/Reference/Element/strong/">
<style>
body {
background-color: #fff ;
}
</style>
</head>
<body>
<p>strong要素は、重要を表す要素です。他の部分と比べてより深刻、重大、緊急であることを表現できます。</p>
<h1>架空ラーメン店のレビュー</h1>
<p><strong>このラーメン店は2017年2月に閉店しています。現在はありません。</strong></p>
<h2>メニュー表</h2>
<p>架空ラーメン店のメニューは次の通りです。</p>
</body>
</html>