<rp要素> - ルビの括弧
公開日:
rp要素はルビの括弧を表す要素です。この要素でマークアップしたコンテンツは、ルビに対応していないブラウザにのみ表示されます。ルビに対応していないブラウザにだけ開き括弧と閉じ括弧を表示するのが、この要素の役割です。ruby要素の子要素として使って下さい。
概要
- 名前
- rp (Ruby parentheses)
- カテゴリー
- なし。
- 配置できる場所
- ruby要素の子要素で、rt要素の直前、または直後。
- コンテンツモデル
- テキストノード。
- タグの省略
- rt要素、または、rp要素が直後に続く場合は終了タグを省略できる。
- 自身の後にもうコンテンツがない場合は終了タグを省略できる。
- DOM Interface
- HTMLElement
- デフォルトのスタイル
ruby > rp { display: none; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/semantics.html#the-rp-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
サンプルコード
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>【デモ】<rp要素> - ルビの括弧</title>
<link rel="canonical" href="https://syncer.jp/Web/HTML/Reference/Element/rp/">
<style>
body {
background-color: #fff ;
}
</style>
</head>
<body>
<p>rp要素は、ルビの表示に対応していないブラウザにだけ、表示される要素です。</p>
<p>私が運用するのは、<ruby>SYNCER<rp>(</rp><rt>シンカー</rt><rp>)</rp></ruby>というウェブサイトだ。</p>
<p>ルビに対応していないブラウザは、「<samp>SYNCERシンカー</samp>」と表示されずに、「<samp>SYNCER(シンカー)</samp>」と表示されるでしょう。</p>
</body>
</html>