<pre要素> - 整形済みテキスト
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pre要素は、整形済みテキストを表す要素です。この要素は空白文字(改行、タブ、スペース)がそのまま反映されて、フォントが等幅で表示されます。
概要
- 名前
- pre (Preformatted text)
- カテゴリー
- Flow content
- Palpable content
- 配置できる場所
- Flow contentが期待される場所。
- コンテンツモデル
- Phrasing content。
- タグの省略
- 開始タグも終了タグも省略できません。
- DOM Interface
- HTMLPreElement
- デフォルトのスタイル
pre { display: block; font-family: monospace; white-space: pre; margin: 1em 0px 1em; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/semantics.html#the-pre-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
説明
プログラムのコード
プログラムのコードを掲載する時に、pre要素は有用です。pre要素はテキストだけでなく、Phrasing contentに属する要素を子孫にすることができます。pre要素の内部全体をcode要素で囲めば、内容がコードであることを表現できます。
HTML
<p>PHPのループ処理のサンプルコードです。</p>
<pre><code>
for ( $i=0; 5>$i; $i++ ) {
echo $i . "<BR>" ;
}
</code></pre>
もちろん、手間でなければの話ですが、変数をvar要素で囲むなどすれば、HTMLにさらに深い意味付けができます。
HTML
<p>PHPのループ処理のサンプルコードです。</p>
<pre><code>
for ( <var>$i</var>=0; 5><var>$i</var>; <var>$i</var>++ ) {
echo <var>$i</var> . "<BR>" ;
}
</code></pre>
メール
メールの内容を掲載したい時に、pre要素は有用です。
HTML
<p>今日受信した迷惑メールの内容を抜粋します。一部伏字にしてあります。</p>
<pre>
こんにちは。
●●です。
この度は『●●』に
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</pre>
サンプルコード
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>【デモ】<pre要素> - 整形済みテキスト</title>
<link rel="canonical" href="https://syncer.jp/Web/HTML/Reference/Element/pre/">
<style>
body {
background-color: #fff ;
}
</style>
</head>
<body>
<p>pre要素は、整形済みテキストを表します。中のテキストは、空白文字(改行、タブ、スペース)が反映されて、フォントが等幅になります。</p>
<pre>
SYNCER
SYNCER
SYNCER
ABCDEF
ABCDEF
ABCDEF
</pre>
</body>
</html>