<head要素> - メタデータをまとめる
公開日:
head要素は、ドキュメントのメタデータをまとめるための要素です。そのドキュメントのタイトルや文字コードなど、ページ上には表示されない情報を内包します。
概要
- 名前
- head
- カテゴリー
- なし。
- 配置できる場所
- html要素の最初の子要素。
- コンテンツモデル
- iframe要素のsrcdoc属性で指定されるドキュメントの場合、またはタイトルが上位プロトコルで指定される場合は0個以上のメタデータ。それ以外の場合は、1つ以上のメタデータ。この1つはタイトルであること。
- タグの省略
- head要素が空の場合、またはhead要素内の最初が要素の場合は開始タグを省略できる。
- head要素の直後がASCIIの空白、またはコメントでない場合は終了タグを省略できる。
- DOM Interface
- HTMLHeadElement
- デフォルトのスタイル
head { display: none; }
- 仕様書
- https://html.spec.whatwg.org/multipage/semantics.html#the-head-element
属性
グローバル属性
全てのタグで利用できるグローバル属性を指定できます。
説明
メタデータとは?
人間の目や鼻は見ることができますが、年齢や名前は見ることができません。ウェブページも同様で、文字や画像はページ上に表示されますが、タイトルや文字コードは表示されません。後者のような情報をメタデータと呼びます。メタデータを表す情報は基本的にhead要素の子要素として配置します。
HTML
<head>
<!-- タイトル -->
<title>ページのタイトル</title>
<!-- 文字コード -->
<meta charset="utf-8">
<!-- スタイルシート -->
<link rel="stylesheet" href="./style.css">
</head>
サンプルコード
HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>【デモ】<head要素> - メタデータをまとめる</title>
<link rel="canonical" href="https://syncer.jp/Web/HTML/Reference/Element/head/">
<style>
body {
background-color: #fff ;
}
</style>
</head>
<body>
<p>メタデータの1つであるtitle要素を変更して、新しいウィンドウで開いてみて下さい。</p>
<p>ページには表示されませんが、デスクトップのブラウザならページ外のタブ部分などに反映されます。</p>
</body>
</html>