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東陽寺@足立区-河村瑞賢の追憶碑、塩原太助の墓、十六羅漢など

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足立区伊興の寺街にある「東陽寺」。元々は浅草にあったのが、関東大震災により伊興に移転されました。河村瑞賢の追憶碑、塩原太助の墓、戸田茂睡の歌碑など、小さい土地ながらも数多くの文化財が眠る寺です。

外観

「萬年山 曹洞宗系単立 東陽寺」の外観
「萬年山 曹洞宗系単立 東陽寺」の外観

2014年7月3日(木)、東京都の足立区にある「萬年山 曹洞宗系単立 東陽寺(東陽寺と略)」を訪問しました。

概要(営業時間など)

名称萬年山 曹洞宗系単立 東陽寺まんねんざん そうどうしゅうけいたんりつ とうようじ
住所121-0801東京都足立区東伊興4-4-1
拝観時間9:00〜16:00
電話番号03-3899-1229
駐車場なし
創建年1624年

アクセス

東武スカイツリー(伊勢崎)線の竹ノ塚西口より徒歩約10〜15分ほど。伊興の寺街、「狭間通り」にあります。

レポート

寺の風景

本堂の風景
本堂の風景

本堂は入って正面にあります。これは夕暮れ時に撮影した本堂。

  • 本堂の風景(昼間)真っ昼間に撮影、逆光…。
  • 本堂の風景(左側から)横から撮影した本堂。この写真の左側には十六羅漢があります。

文化財

東陽寺とは
東陽寺とは

 本寺は、もと浅草にあったが関東大震災により消失し、昭和三年(1928)五月に現在地に移転した。
 寺内には足立区登録文化財の塩原太助の墓、戸田茂睡歌碑、阿弥陀三尊来迎図板碑がある。
 塩原太助は上州沼田に生まれ、江戸に上り、炭のはかり売りから業を興して莫大な財産を築いた。その一生は「塩原太助一代記」として講談や歌舞伎で知られている。
戸田茂睡は江戸時代前期の歌人で、碑は、天和二年(1682)に死亡した長男伊右衛門の死を悼んで建立したものと伝えられる。碑は関東大震災によって半分を欠損したが、当寺の移転の際、いっしょに現在地へ移動し保存した。なお、平成三年、新碑を再建した。
 阿弥陀三尊来迎図板碑は、材石が秩父産緑泥片岩、いわゆる武蔵型板碑で、造立年代等不詳だが、線刻はきわめて精緻で、天蓋、瓔珞を備えた見事なものである。

平成六年三月 東京都足立区教育委員会

  • 塩原太助の石碑寺内には、現代では歌舞伎などで広く名前が知られている塩原太助の墓がある。
  • 河村瑞賢、戸田茂睡の石碑河村瑞賢の追憶碑、戸田茂睡の歌碑も、寺内にある。
  • 河村瑞賢の追憶碑墓地エリアにある河村瑞賢の追憶碑。屏風のように折れているのが印象的。すぐ手前には、東陽寺の第30代住職が書いた瑞賢の由来記がある。
  • 納骨堂の記念碑納骨堂の記念碑です。
  • 永代供養釈迦堂墓碑永代供養釈迦堂墓碑。河村瑞賢の追憶碑の脇にある。
  • 戸田茂睡の石碑戸田茂睡の石碑。本堂の右側にあります。その右側の石碑は欠けてしまっているようですね。

阿弥陀三尊来迎図板碑

阿弥陀三尊来迎図板碑
阿弥陀三尊来迎図板碑

東陽寺にある「阿弥陀三尊来迎図板碑」。如意輪観音と共に並んで立てられています。

  • 如意輪観音板碑のすぐ隣に建てられている如意輪観音。こうして見ると退屈そう。
  • 欠損が激しく読めない文字板碑の文字はところどころの欠損が激しく、読むことができませんでした。

十六羅漢

本堂の脇にある十六羅漢
本堂の脇にある十六羅漢

初めて見ると、その異様な光景に驚くかもしれません。本堂の脇にある砂利のスペースには「十六羅漢」があります。小さいサイズの地蔵が16体、並んでいます。十六羅漢とは、お釈迦様の弟子の中でも、特に優れた十六人を指し、その性格も様々です。

  • 様々な姿勢の十六羅漢座禅を組む地蔵、数珠と共にお祈りをする地蔵、それぞれが精巧に造られています。
  • ユニークな地蔵こちらはちょっとダラケている様子の地蔵たち。面白いですね。
  • 夕暮れと十六羅漢夕暮れ時に撮影した十六羅漢。
十六羅漢
十六羅漢
十六羅漢のそれぞれの像の名前と、その生い立ち、性格などについて、解説しているサイトです。予備知識を持ってから見学に行くと面白いですよ。

写真集

  • 夕暮れ時の東陽寺夕暮れ時に撮影した外観。塀がブロックではないので、寺前の狭間通りを歩きながら、中の様子を見ることができます。
  • 墓本堂の裏側に、墓地があります。左から回り込むように進みます。その際に十六羅漢を見ることができます。
  • お寺マップ伊興町のお寺マップです。東陽寺はちょうど真ん中の位置にあります。

個人的な評価

4.6

伊興の寺街といっても千差万別ですが、この「東陽寺」は見学するのに適したお寺と言えます。塩原太助、戸田茂睡、河村瑞賢など、誰もが一度は耳にしたことがある有名人の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。