光の祭典2016@元淵江公園-四季をテーマにしたイルミネーション!
公開日: 2016/11/27 | 更新日:
2016年11月26日、足立区の冬の風物詩とも言えるイベント、「光の祭典2016」が始まりました。今年は元渕江公園の中に春夏秋冬、それぞれをテーマにした4つのイルミネーションスポットが設けられています。
外観
2016年11月26日(土)、東京都の足立区で行なわれた「光の祭典2016」に参加しました。
概要
名称 | |
---|---|
住所 | 121-0064東京都 足立区 保木間 2-17-1 |
開催期間 | 2016年11月26日〜12月25日 |
点灯時間 | 17:00〜21:00 街路樹は22時まで点灯します。 |
電話番号 | 03-3880-0039 (足立区観光交流課) |
駐車場 | あり |
ウェブサイト |
アクセス
徒歩の場合
バスの場合
- 竹ノ塚駅からバスでアクセスする方法を紹介します。まずは東口を出て左方面を向いて下さい。左側バス停1番の「花畑団地行保木間仲通り経由(タイムテーブル)」か、右側バス停2番の「綾瀬行(タイムテーブル)」に乗車します。「花畑団地行き」の場合は保木間仲通り経由と林松寺経由があって、後者に乗ると行けないのでご注意下さい。
- 「保木間仲通り」というバス停で下車します。降りて、バスの進行方向に進めば3〜4分で着きます。
- 帰りも乗車したい場合は、道路の反対側にバス停があります。
車の場合
観光地図
「光の祭典2016」の会場地図です。スノーアーチや8本ツリー以外、ほとんどのオブジェが一新されています。エントランスゲートから入ったら左方向に進みましょう。右方向の池周りには何もありません。
レポート
点灯式
1年はあっという間ですね。ついこないだのことだと思っていた「光の祭典」の点灯式の日が今年もやってきました。開始の16時30分前、会場には早くも人が集まっていました。
- 近くで見ようという人、ちょっと余裕がある駅から見ようという人、様々です。
- 例年、いる謎の動物マスコット達もしっかりと待機していました。
- 毎年、点灯式では音楽グループによる演奏があって楽しみにしているのですが、今年は「Black Venus」というJazz&Popsの女性グループが演奏してくれました。
桑田佳祐の「白い恋人たち」や、情熱大陸のテーマ曲(曲名を失念)などを演奏してくれました。ギャラリーの目の前に来てくれたり、演奏だけでなく様々なパフォーマンスでギャラリーを楽しませてくれましたよ。
- Black Venus
- Black Venusの公式ウェブサイトです。プロフィール、バイオグラフィーなど。
- Black Venusによる演奏が終わるといよいよ点灯です。その前に足立区議会委員たちによる挨拶。今年は2年ぶりに区長の近藤やよいさんが来てくれていました。
- こちらは竹の塚のマスコットキャラクター、カリンちゃん。
点灯の瞬間です。カウントダウンが始まり、3、2、1、0で点灯されました。この瞬間、竹ノ塚駅から元渕江公園までのライトがいっせいに光り出します。「足立区の冬が来た」という瞬間ですね〜。
- 点灯した巨大ツリーがこちら。これまでの派手な装飾がなくなってシンプルになりました。
- 点灯が終わると、Black Venusによる演奏、第2部が始まりました。イルミネーションをバックに演奏も映えます。それにしても、タブレットを使いこなすおじいちゃん、おばあちゃんが多い。
- 駅前の噴水広場の様子です。何年も前から水がなくなってしまい、普段は寂しさがあるのですが、この時期は賑やかでいいですね。
- スタッフに支えられて移動するカリンちゃん。このフォルムだと自力で移動するのは難しいようです(笑)。中の人もお疲れ様でした。
街路樹のライトアップ
11月中は、まだわずかに残る紅葉の赤とイルミネーションの光が合わさって、また違った美しさの風景を見ることができます。
今年は街路樹だけでも約22万個のライトが取り付けられているそうです。毎年当たり前のように灯っているライトですが、取り付けてくれた方々に感謝。
元渕江公園
竹ノ塚駅から約1.2kmの距離を歩くと、メイン会場である元渕江公園のエントランスが見えてきます。今年は「光の祭典2016」の文字がくっきり。良い撮影スポットになっていましたよ。でも、横断歩道のすぐ目の前なので子供連れの場合は注意しましょう。
冬のエリア
今年の「光の祭典」は、会場が春夏秋冬の4つのエリアに分けられています。各エリアではそれぞれの四季の特徴を表現したオブジェクトが迎えてくれるそう。流れ的には「冬」「夏」「春」「秋」と進むことになると思います。ということでまずは冬エリアを訪れました。
夏のエリア
冬エリアを抜けるとそこには光で表現されたビーチが広がっています。その名もFUCHI Tokyo Beach。
- 点灯式で近藤やよい区長が「一番のオススメは夏エリアのビーチ」と言っていました。期待した通りに魅力的な、一面に広がった青い光が迎えてくれました。
- 記念撮影用のボートもありました。
- 夏エリアは一番広く、ボート以外にも記念撮影用の様々なオブジェが用意されています。こちらはテディベア。プーさんだと思ったら違いました。
- 「光の祭典」では個人的にお馴染みのハートのオブジェ。
- ハートのオブジェは1、2位を争うほどの大人気スポット。このように、開始早々から行列です。
春のエリア
夏エリアを抜けて、草原広場の春エリアへ。ここには元渕江公園の特徴とも言える8本の巨大ツリーのライトアップがあります。
8本ツリーのライトアップの様子を動画で撮影してみました。
そして巨大ツリーの前にあるのは、今年、初登場の新演出、ビームライト。4色のビームが8本ツリーが周辺の樹々を照らします。
- 春エリアにある「ほっとカフェテリア」。入場自由で、席でイルミネーションを見ながら休むことができます。
- カフェの脇には、タコスやパスタ、ソーセージスープなど、お腹を鳴らす強烈な匂いを放つ露店の数々があります。
秋のエリア
秋と言えばハロウィン。ということで、秋エリアではカボチャのオブジェが迎えてくれます。
- 足立区のママたちが「虐待防止、健全な子供が育つ地域」をテーマに作ったオーナメント。暖かさを感じさせるオレンジの光が特徴的です。
- ツリーに付けられたカプセルの中にはオレンジリボンが入っています。オレンジのリボンは「虐待防止」のシンボルマークだそうです。
- その名の通り、子供だけが中に入ることができる「こどもの家」。小さいお子さんたちで賑わっていました。こういうオブジェの中に入っいた時期が懐かしくもあります。
- 何やら子供も大人もはしゃいでいる場所を発見。近づいてみると…。
個人的に今年の「光の祭典」で、夏エリアのビーチと並んでいいな、と思ったのがこちらの「インタラクティブマッピング」。電球ではなく、デジタルの光で楽しませてくれます。
- このように、床の映像が絶え間なく動きます。これを初めて見たのは六本木だったな〜。足立区でプロジェクションマッピングを観る時代が来たのだと感動。
- 捕まえようとしても捕まえられません。オブジェを追いかけて子供たちがせわしなく動いていたのが印象的。
物産展・ステージショー
12月10日、11日限定で、「物産展」「ステージショー」のイベントが開催されました。
- 足立区内の中学校の吹奏楽部や、ダンス活動をしている子供がショーを披露していました。会場は満席。すごい。
- 足立区の友好都市である長野県山ノ内町、新潟県魚沼市、栃木県鹿沼市の各名産品が販売されていました。長野のおやき、栃木のしゃも、新潟の笹団子など、美味しそうなものばかり。
夜の生物園
この時期だけ、夜に入場できる生物園です。今年の光はちょっとホラーじみていますね(笑)。ディズニーランドのホーンテッドマンションを思い出しました。ここでは冬の蛍や夜行性の魚、睡眠中の蝶々など観察できます。内容は例年通りなので、今年は入りませんでした。中の様子を知りたい方は2014年の記事をご覧下さいね。
- 光の祭典2014@元淵江公園-初日に点灯式と会場を見てきました!
- 11月29日よりスタートのイルミネーションイベント、「光の祭典」に参加したので、点灯式と会場の様子をレポートします!
エントランス
春夏秋冬、公園内をぐるっと回ると再びエントランスに帰って来ます。あっという間の時間でした。最後に様々なキャラクターが見送ってくれます。
個人的な評価
5
プロジェクション・マッピングなど、ところどころ進化しているのが分かって面白いイルミネーションでした。こうやって地元の街が賑わうのは区民として嬉しい限り。冬のお散歩がてら、皆さんも楽しんでみてはいかがでしょう?