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血の池地獄@別府地獄めぐり-真っ赤に染まった温泉!

アイキャッチ画像

大分県旅行のブログ。別府地獄めぐりで八番目に訪れたのは、血の池地獄です。地獄めぐりの中で最も古いこの温泉は、「血の池」という名前に相応しい真っ赤な色に圧倒されます。

外観

「血の池地獄」の外観
「血の池地獄」の外観

2017年1月11日(水)、大分県の別府市にある「血の池地獄」を訪れました。

概要

名称血の池地獄ちのいけじごく
住所874-0045大分県 別府市 野田大字 778
定休日年中無休
営業時間8:00〜17:00
電話番号0120-459-554
駐車場

あり

施設の目の前にあります。

ウェブサイト公式サイト

アクセス

「血の池地獄」の地図

地獄めぐり、別府観光は路線バスよりも、レンタカーの方がオススメです。

車の場合

車でアクセスするには、国道500号線を行きましょう。国道500号線は大分観光でどこへ行くにも要の道となるので覚えておきましょう。500号線から218号線(鉄輪温泉街入口)に入って、あとは3kmほどこの道を真っ直ぐ進むだけです。「血の池地獄」の看板が見えてきたら、その駐車場に入りましょう。もし通り過ぎてしまっても、共通券を持っていれば「龍巻地獄」の駐車場に停めれば大丈夫です。

バスの場合

バスは別府市内で1時間に3本くらいのペースで路線バスが走っています。血の池地獄前で下車すればすぐです。血の池地獄と龍巻地獄は隣接しています。

亀の井バス
オープングラフ画像
別府市内を走る路線バス、亀の井バスのウェブサイト。路線図、時刻表などを確認できます。

観光地図

血の池地獄: 園内地図
血の池地獄: 園内地図

園内の地図。真っ赤に塗られている場所が温泉です。園内は温泉と足湯があるだけです。なので、急ぎ足なら5分あれば回ることができます。龍巻地獄の間欠泉の待ち時間にこちらを回ってしまう、というのもありですね。

レポート

園内の風景

血の池地獄の園内の様子を360度カメラで撮影しました。園内に入るとすぐ、真っ赤な温泉が見えてきます。

  • 血の池地獄: 顔ハメ看板血の池をバックに、鬼に締め上げられる様子を撮影できる顔ハメ看板。年月日付きなので思い出になりますよ〜。
  • 血の池地獄: 鬼のテーブル鬼の手が椅子になっている石のテーブル。園内には色々な鬼のモニュメントがあるので、探してみると面白いです。

温泉

血の池地獄: 温泉
血の池地獄: 温泉

血の池地獄の温泉。まさに地獄と呼ぶに相応しい、真っ赤な天然温泉です。面積が約1300平方メートルという案内がありました。この中で野球ができるくらいの広さですね。

  • 血の池地獄: 真っ赤な熱泥お湯自体は無色透明なんですが、地下で高熱によって化学反応を起こした酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ熱泥が堆積して赤くなり、全体としてこのような色ができています。ちなみに設定では、温泉が赤いのは「悪い子供の血で染めているから」だそうです。怖い(笑)。
  • 血の池地獄: 成分表泉質は含鉄泉(酸性緑礬泉)、温度は約78度。深さは30メートルにも及ぶそうです。温泉の中は粘土なので、入ったら底なし沼の感覚を味わえるはずです。

動画で撮影してみました。ドロドロ〜っとした血の池がグツグツと沸騰している、まるで漫画の世界のような風景です。

高濱虚子の俳句

血の池地獄: 高濱虚子の俳句
血の池地獄: 高濱虚子の俳句

高濱虚子(たかはまきょし)は1874年生まれの1959年没で明治時代の俳人。彼が血の池地獄を見て詠んだ一句が「自ら 早紅葉したる 池畔かな」です。庭園に石碑がありました。

展望台

血の池地獄: 爆発ヶ所
血の池地獄: 爆発ヶ所

展望台があったので登ってみました。その途中には「爆発ヶ所」なる案内がありました。調べてみると、血の池地獄は以前は10〜20年おきくらいに爆発を起こしていたそうです。爆発で上がった粘土は高さ約220メートルにも及んだとのこと。恐ろしい話ですね。今は撹拌といって、人口的に成分をかき混ぜることで爆発を防いでいます。昭和2年を最後に爆発は起こっていません。

  • 血の池地獄: 展望台展望台は上がってすぐ。ベンチがありますが、ここからの景色は樹々が邪魔なので、正直、あまりよくありません。
  • 血の池地獄: 見晴らしの良い場所ベンチがある場所よりも、途中の、階段を登ってすぐのところからの方が、見晴らしが良い、いい景色を楽しめました。撮影はここからがオススメです。先ほど紹介した動画もここから撮影しました。

足湯

血の池地獄: 足湯
血の池地獄: 足湯

足湯コーナーがありました。血の池の掛け流しです。真っ赤な温泉は、レモンやお酢と同じくらいの強い酸性が特徴。

血の池地獄: 手湯
血の池地獄: 手湯

足湯の奥にはお湯の槽がありました。入る時間がないなら、ここでちょっとだけ、手で触ってみるのもいいと思います。心なしか、手がすべすべになった感じがします。手湯との案内がないので他の客に迷惑にならないようにしましょう。

売店

血の池地獄: 血の池軟膏売り場
血の池地獄: 血の池軟膏売り場

血の池地獄の温泉に含まれる酸性緑礬泉は、殺菌力があるため皮膚疾患に効くと言われています。そこで名物として生まれたのが血の池軟膏(ちのいけなんこう)という真っ赤な軟膏です。その真っ赤な見た目はいかにも皮膚と相性が悪そうですが(笑)、効果ありとのこと。園内で1つ1,300円で販売されているので記念に是非。

血の池地獄: おみやげコーナー
血の池地獄: おみやげコーナー

海地獄と1、2位を争う大きな土産屋。地獄めぐりの中で土産を買うなら、海地獄かここがオススメです。

個人的な評価

4.8

貴重な、天然の真っ赤な温泉を見ることができて満足です。ここの写真はインパクトがあってウケがいい!旅行ネタに持ってこいですよ〜。

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更新履歴
2017年1月23日 (月)
コンテンツを公開しました。