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宮本屋@高知-毎日変わるスープ?大勝軒の流れを汲むラーメン屋

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公開日:

高知駅周辺のラーメン屋さん巡り。「蔵木」「土州屋」に続いて訪れたのが、この「宮本屋」です。東京の大勝軒で13年間修行した後、この地に同名の「大勝軒」としてオープン、その後、店主の名前をとって「宮本屋」になったそうです。豚骨の程よく塩っぱ辛いスープは毎日食べたくなる飽きない美味しさでした。

外観

「宮本屋」の外観
「宮本屋」の外観

2015年10月19日(月)、高知県の高知市にある「宮本屋」を訪問しました。

概要(営業時間など)

名称宮本屋みやもとや
住所780-0833高知県高知市南はりまや町1-6-1
定休日年中無休
営業時間
11:00〜14:00
火〜日
11:00〜15:00、17:30〜22:00
電話番号088-885-6256
麺の種類不明
  • カウンター
  • テーブル
駐車場なし店先に提携駐車場あり。100円割引のサービスを受けられます。
開店日2003年3月

アクセス

JR高知駅から徒歩10分くらい

  1. JR高知駅の南口「宮本屋」は、はりまや橋のすぐ近くにあります。JR高知駅から歩いて約10分ほどです。以下は高知駅からの案内。まず、高知駅の南口を出て、真っすぐと進んで下さい。
  2. 大通りを渡って真っすぐ進む駅前に大通りがあります。渡って真っすぐ進んで下さい。
  3. 高知橋を通り過ぎる高知橋をそのまま通り過ぎて進んで下さい。
  4. 「はりまや橋」を通り過ぎる今進んでいるのが、「はりまや通り」です。この通りを真っすぐに進むと、右側に「はりまや橋」が見えてきます。
  5. 大きな交差点を渡る「はりまや橋」を通り過ぎたところにある大きな交差点を、左側の道に移動するように渡りましょう。
  6. パチンコ屋の右側を真っすぐに進む交差点を渡ったら、パチンコ屋の右側を真っすぐに進んで下さい。
  7. 「宮本屋」の店舗が見えるすると、左前方に「宮本屋」の店舗が見えてきます。

提携駐車場あり

「宮本屋」の提携駐車場「宮本屋」には専用駐車場がありませんが、店前にコインパーキングがあります。ここは、店舗と提携しているので、駐車すると100円のキャッシュバックサービスがあります。スタッフに申し出ましょう。

メニュー

  • メニュー表:メニュー一覧
  • メニュー表:おすすめメニュー
  • メニュー表:チャーシューの案内
  • メニュー表:チャーシューの案内
つけ麺系
長男(しょうゆ)850円しお850円
次男(にんにく)900円
ラーメン系
ラーメン850円にんにくラーメン950円
チャーシューメン1,050円にんにくチャーシュー1,150円
ボウズ750円タンタンメン1,000円
やくみそば950円しおラーメン900円
みそラーメン950円煽り野菜そば1,050円
みそチャーシュー1,150円
その他の麺系
あぶらそば850円温玉冷麺950円
冷麺850円チャーシュー冷麺1,100円
トッピング
なま玉子50円チャーシュー200円
ゆで玉子100円メンマ200円
温泉玉子100円ワンタン200円
ねぎ100円もやし100円
サイドメニュー
焼きギョーザ420円メンマとキュウリ320円
水ギョーザ420円ポークとキュウリ320円
唐揚げ500円チャーシュー皿420円
ごはん系
ごはん50円唐揚げ丼500円
チャーシュー丼450円まかないから生まれた宮本屋的雑炊850円

レポート

つけ麺

「つけ麺」と言えばココ!なファンも多い「宮本屋」は、JAZZが鳴るラーメン屋らしからぬ店構え。が、店主が試行錯誤の末生み出した「豚骨ベースの和風ダシ」スープは、魚介と野菜の旨みを存分に濃縮。しかも砂糖や添加物は一切不用ゆえ、体にも優しいのだ。そのスープをアレンジしたつけダレと、自家製チャーシュー&メンマで頂くオリジナル「つけ麺」。高知では希有な「中太ちぢれ麺」とも相性抜群、程よいモッチリ感で喉ごしスルリ。サービスのごはんが泣かせる。

グルメ駅伝
宮本屋の「つけ麺」
宮本屋の「つけ麺」

「宮本屋」の基本はつけ麺だと聞き、注文。塩か醤油を選べますが、ここは醤油で。出てきたのが、こちら。定食みたいですね!ごはんはサービスです。

宮本屋の「つけ麺」 麺の器
宮本屋の「つけ麺」 麺の器

麺の器はシンプルに、麺と玉子とメンマとチャーシュー。メンマとチャーシューは、栄養価とスープとの相性を考えた「宮本屋」の自家製です。

スープの器 宮本屋の「つけ麺」
宮本屋の「つけ麺」 スープの器

こちらがスープ。魚介と豚骨のダブルスープ。あえて月曜日に訪れて注文してみました。何故、月曜日かというと、宮本屋は3日1サイクルでスープを仕込んでいて、3日目となる月曜日が、豚骨がよく効いて、つけ麺が一番美味しくなるからです。この日、魚介はほとんど感じられませんでした。スープの仕込みについては後で紹介してます。

スープ 宮本屋の「つけ麺」
宮本屋の「つけ麺」 スープ

手前半分は影ではないんです。表面に覆うように被さっている膜を上下半分に分けてみたものです。膜の下には、純粋な醤油の黒が見えてきます。魚粉の匂いが漂う、食欲を誘うスープ。塩っぱ辛さの中にほんのり甘みがあります。月に1回食べたい豪華な味というより、毎日、日常的に自然と食べてしまうようなクセになるタイプの味。

宮本屋の「つけ麺」 麺
宮本屋の「つけ麺」 麺

麺は細麺か太麺かを選べます。私は前者を選択。見た目だけでもツルツル感がありますね。その通りで、ツルツルーっと喉ごしが良く、口の中に入っていく麺です。この食感は素晴らしい。太麺を噛んで満腹中枢を刺激するのもいいけど、この細麺の、ツルツル〜っと喉を通らせる快感も最高だ。細麺、オススメですよ。

宮本屋の「つけ麺」 麺とスープ
宮本屋の「つけ麺」 麺とスープ

そして細麺が、塩っぱ辛い系のスープとよく合うのだ。「健康を考えて、砂糖や添加物を一切使用しない優しい味に仕上げている」と案内に書いてあったのですが、自然に身体に入っていきます。自然過ぎて、気付いたら麺がなくなっていた、みたいな感覚。

チャーシュー 宮本屋の「つけ麺」
宮本屋の「つけ麺」 チャーシュー

短冊切りのチャーシュー。正直、このチャーシューの印象は残ってない。

ごはん 宮本屋の「つけ麺」
宮本屋の「つけ麺」 ごはん

忘れてはいけないのが、この、サービスで付いてきたごはん。高知県産のコシヒカリ100%。モチっとして美味しかった。これは雑炊にするより、このごはんのまま食べた方が絶対美味しいです。

写真集

  • 「宮本屋」のロゴ「宮本屋」のロゴです。
  • 「宮本屋」の卓上調味料「宮本屋」の卓上調味料。寒い日なんかは、ラーメンに生姜を入れると合うそうです。
  • 「宮本屋」の漫画コーナー漫画コーナー。最近のラーメン屋さんでは見かけなくなりましたね。喫茶店みたいにまったり過ごすのもいいですね。赤ちゃん用のシートもありました。
  • 「宮本屋」の店内風景「宮本屋」の店内風景。外観のイメージとは裏腹に、店内はとても広くてゆったりした空間でした。
  • 「宮本屋」 ギターなど店主の趣味でしょうか。壁には音楽関係のアイテムがズラリと飾られていました。アマチュアバンドがライブ前に寄ることも多いとか。はりまや橋の地下にライブハウスがあったけど、そこを利用している人たちかな?
  • 「宮本屋」の営業時間「宮本屋」の営業時間です。月曜のみ、14時閉店なので注意しましょう。
  • グルメ駅伝のレビューグルメ駅伝で「宮本屋」が紹介された時のレビューです。
  • 「宮本屋」の、お米「宮本屋」で使われる米は、高知県産のコシヒカリ100%。ごはん、本当に美味いので、行ったらぜひ食べて下さい。

資料集

店主は大勝軒出身

  • 大勝軒の表札店先には「大勝軒」の表札が掲げられています。
  • 大勝軒 極め付きの味 永福町永福町にある「大勝軒」の記事。

宮本屋の店主は、東京都杉並区にある永福町の「大勝軒」で13年間修行をしました。そして2003年、高知県のこの地に、暖簾分けした「大勝軒」という名で開店し、その後、「宮本屋」に名前を変えます。大勝軒時代の経験に加えて、高知の魚介をふんだんに使った、オリジナルの一品が生み出され、現在、提供されています。

1日ごとに変わるスープの味

宮本屋のスープの解説
宮本屋のスープの解説

宮本屋の魅力は、1日ごとに変わるスープの味です。というのも、ここの豚骨、魚介のダブルスープは、3日間を通して作る大仕込みの作品なんです。1日目、2日目は、言わば「途中」ということになりますが、その日ごとの味の魅力が存在します。1日目は魚介が香って和風が強めなので塩ラーメンが美味しく、3日目に近づくにつれて、今度は豚骨が効いてくるので、つけ麺が美味しくなるそうです。私は月曜日(仕込み3日目)に訪問したので、「つけ麺」を注文しました。魚介はなく、豚骨スープだとばかり思ってました…。

月曜3日目
火曜初日
水曜2日目
木曜3日目
金曜4日目
土曜初日
日曜2日目

宮本屋の仕込みは、3日で1サイクル。3日に一回だけ大仕込みして、後はコトコト火かけっぱなし。例えば…カレーと同じ要領。小さい鍋で家族分のカレーを作るより、でっかい鍋で給食分の量を作る方が何でか旨い。そんな感じ。旨味がまわるんやろうねぇ。人それぞれ作りたてのカレーが好きとか、2日、3日目が好きとか言う。

うちんくのスープもそれに似た感じで、3日間それぞれ味がちがう。初日は魚介が香って和風が強めながやけど、日が経つにつれて豚骨がじんわり効いてくる。ほんで塩ラーメンは魚介の効いた初日しかやらん。つけ麺とかは逆に豚骨強めの3日目あたりがおすすめ。ガッツリした味わいになるき。

スープの仕込みについて

店主の言葉

  • 「宮本屋」の店主の言葉 その2「宮本屋」の店主の言葉、左側です。
  • 「宮本屋」の店主の言葉 その1「宮本屋」の店主の言葉、右側です。

ココは高知のド真ん中。昼はまぁまぁヒトおるけど夜は祭りの時しかヒトがおらん。はりまや橋から歩いていっぷん街中やけどけっこう田舎。けんどわざわざココまで来てくれるお客様には本当に感謝!

東京に十三年ばあおってそのうち六年間は永福町ゆう所にある大勝軒で修行しよりました。ラーメン一杯でずうっと行列、一日千食売るすんごい店やった。東京にはラーメン文化がある。うまいラーメン屋がいっぱいある。ラーメン職人が闘いゆう。サムライスピリッツやね。

東京で修行はしたけんど東京ラーメンやりゆうつもりはないで。高知ゆうたらカツオやろう。他にもエエ魚がいっぱい捕れる。高知はサカナ天国や。カツオやらサバやらアジやらイワシやらうちは魚介をどっさり使うで。デッカイ特注の羽釜には豚骨をこじゅんと炊きゆう。けんどスープは絶対にごらさん。当然チャーシューとメンマも自家製や。旨さはどこにも負けんで。

仕込みに砂糖と添加物は使わん。甘みは全部、野菜でとる。こればあ材料使うき添加物もいらん。第一からだに悪い。栄養価が高く毎日食べても害のない赤ちゃんからじいちゃんばあちゃんまで安心して食べてもらえるラーメンを作らないといかんと思う。それがラーメン職人としての美学。オレのサムライスピリッツやね。

店内の看板

個人的な評価

5

とっても満足できました。「旅行の記念に1回だけ行く」というよりは、日常的に通って色んなメニューを試したいラーメン屋さんです。「毎日食べても飽きない」って言葉がピッタリの、良い意味でインパクトがない、それでいてクセになるスープが素晴らしい。3日1サイクルで曜日ごとにスープの味が変わるっていう仕組みも面白いですよね。3日目食べたら1日目も食べて味を比べたいですもの!旅行時に行く人は、曜日に合わせたメニューを頼んでみることをオススメします。特に塩ラーメンは、スープの仕込み初日となる火曜と土曜だけです。こんな店が近くにある地元の人は幸せですな…。