鬼怒川温泉ロープウェイ おさるの山-標高700mからの絶景に感動!
地上700メートルの空中庭園から眺める絶景が魅力の鬼怒川温泉ロープウェイを訪問。可愛いお猿たちにも会ってきました。
外観
2016年12月7日(水)、栃木県の日光市にある「鬼怒川温泉ロープウェイ おさるの山」を訪れました。
概要
名称 | |
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住所 | 321-2526栃木県 日光市 鬼怒川温泉滝 834 |
定休日 | 年中無休 整備のために不定期で運休日があり。事前に確認して下さい。 |
営業時間 | 9:00〜16:00 ゴールデンウィーク、夏休み期間中は営業時間の変更あり。 |
電話番号 | 0288-77-0700 |
駐車場 | 70台 |
開通年 | 1959年 |
ウェブサイト | 公式サイト |
アクセス
徒歩の場合
- 鬼怒川温泉駅からは徒歩で約30分くらいです。途中、ちょっとした観光スポットや温泉街があるので、余裕があれば歩いてみて下さい。鬼怒川温泉駅を出たら、正面の広場を通り抜けて下さい。
- 駅前広場を抜けて道路を渡って右に曲がって下さい。紫色の「Rainbow」というコンビニエンスストアがあるのでそれを通り過ぎます。
- 道なりに進むとT字路に突き当たります。これを右に曲がって下さい。
- 5分ほど、しばらく道なりに進みます。
- 進んでいると、「鬼怒川 御苑」の建物が見えてきます。この手前を左に曲がって下さい。
- 「ふれあい橋」があるので、これを渡って下さい。ここも観光スポットです。渡った先を右に曲がって下さいね。
- 5〜10分ほど、真っ直ぐに進みます。鬼怒川温泉街の雰囲気を味わってみて下さい。
- 緑色の屋根が目印の「あさやホテル」が見えてきます。これを道なりに左に曲がって下さい。
- 道が曲がりくねっています。徒歩の場合は階段があるのでショートカットしましょう。階段は2つ続いています。
- 階段を登ると左側正面に道路があり、その道路に突き当たったら左方向を見て下さい。横断歩道と「鬼怒川ロープウェイ」の看板があります。お疲れ様でした。
車の場合
観光地図
「鬼怒川ロープウェイ」の観光地図です。「ロープウェイ」「おさるの山」「展望台」が主な見どころです。奥には温泉神社と一本杉がありますが、よほど興味があるんじゃなければ距離が遠いのでスルーしてもいいと思います。
観光ガイド
料金
- 鬼怒川温泉ロープウェイ: 割引券
- 「鬼怒川温泉ロープウェイ」の公式ウェブサイト。このページをプリントアウトしていけば、50円の割引になります。
時刻表
冬の期間の平日の時刻表。大体30分ごとに行きと帰りのゴンドラが同時に動きます。私たちは時間の都合上、30分だけ観光して次の便で帰ってきました。それでも十分見て回れましたよ。
荷物
チケット売り場には荷物を預けるコインロッカーがありました。キャリーケースも預けることができます。ただ、鬼怒川温泉駅からアクセスする場合は駅に預けちゃった方が楽です。
ペット
一頭につき300円で一緒に連れていくことができます。ケージの貸出は無料とのことです。
ハイキング
以前はロープウェイを利用せず、ハイキングで山頂まで登れましたが、現在は崩落のため禁止されています。山には様々な動物がいますが、麓で走っているタヌキを見かけました。
レポート
ロープウェイ
鬼怒川温泉の絶景を観に、約3分間のロープウェイの旅が始まります。
- 運行は約30分ごと。チケットを購入したら色々な資料を見ながらのんびり待ちましょう。ちなみに椅子には順番があって、早く購入したら早い番号の場所に座らないと損です。私は一番最初に行ったのですが、それを知らずに後の方の順番になってしまいました(笑)。
- 家族旅行とかだったら可愛いおみやげを購入していくのもいいですね。
- というわけでいよいよ運行の時間がやってきました。目的地が見えますが高い!ここから標高差が約300メートルの場所まで運ばれていきます。
- 3分ほどで丸山の山頂に到着。ゴンドラを降りた時点で恐ろしい景色を見ることができます。「あさや」が小さい…。
ロープウェイが登っていく様子を動画で撮影してみました。こうして見ると結構な速度。雰囲気をシェアできたらいいな、と思います。
丸山山頂展望台
山頂に着いたらまず行ってみたいのが丸山山頂展望台。那須高原、鬼怒川渓谷、筑波山、温泉街など360度の絶景が広がっています。天気がいい時はなんと東京スカイツリーが見えることもあるとか。
- こんな感じで、山頂のさらに高い場所から鬼怒川温泉街を見渡すことができるんです。この展望台は全てがヒノキ造りという特徴があります。
- ロープウェイ乗り場の時点で標高400メートルなんですが、山頂は700メートルに達します。
- 冬は枯れちゃっていますが、紅葉の時期なんかは色とりどりになるそうです。
- 右の方には「おさるの山」の屋根が見えます。猿たちが器用に屋根に登ったり、屋根の上で遊んでいたりする光景が見えます。
おさるの山
- 展望台の隣には「おさるの山」があり、猿が暮らしています。毎年、5月頃には赤ちゃんが生まれるそうで、この日も子猿がたくさん見ることができました。
- 100円で「猿の餌」を購入できます。直接あげると引っ掻かれる危険があるので、レンタルの長いスプーンを使いましょう。
子猿に餌をあげようとしたら、下からヌッと出てきて横取りする大人猿。
動画で撮影していたら、隣にいた方が上手くカメラに収まるように餌をあげてくれました。横取りされずに餌を無事にゲットして喜ぶ子猿さん。
温泉神社
山頂の奥の方には「温泉神社」があります。ここでは毎年8月のイベントとして花火大会や、温泉神社例祭などが開催されるそうですよ。
- こうして見ると道が険しそうに見えますが、神社まではすぐ。残り時間3分くらいでちょこっと急ぎ足で行って帰ってくることができました。
- 山と鳥居はマッチしますよね。樹は枯れていましたが、それが逆に雰囲気をより醸し出してくれていてなかなかいい絵になりました。
そして辿り着いたのがこの小さい温泉神社。この神社は商売繁盛、家業隆盛、諸願成就の御加護があるそうです。
- 昔はハイキングコースだったと言いますが、今は荒れ果ててしまっています。どこか神々しい風景。
- 温泉神社の奥には「一本杉」があるそうなんですが、距離にしてなんと850メートル。入り口に思い切り「クマ出没中」と書かれています。時間がなかったこともあり、一本杉の鑑賞は断念しました。
サイン
待合室には、ここを訪れたたくさんの有名人のサインが飾られていました。改札の奥にありますが、スタッフに言えば通して見学させてくれます。好きな番組、「もしもツアーズ」のメンバーも来ていました。
個人的な評価
5
とても満足できました。所要時間1時間くらいでサラッと観光したい場合にオススメのスポットです。鬼怒川温泉街の展望台は主に「鬼怒楯岩大吊橋」とこの「丸山山頂展望台」なんですが、こちらの方が圧倒的に標高が高く、見渡せる範囲も広いです。桜の時期、紅葉の時期なんかが注目されがちですが、夏には山頂でイベントがあったり、冬は人がそんなにいなくてゆったりと鑑賞できたりと、それぞれの時期の良い点があります。是非、観光の候補に入れてみて下さいね。